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地域のコンテンツ(8月13日)

謎の女性ブロガーChikirinさんが、その11日の日記にコンテンツとパッケージングと題してパッケージングの価値の変化とその重要性を書いている。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090811

新聞の記事やテレビの番組をコンテンツとすると、その一つ一つをパッケージングすることで新聞社やテレビ局は商売をしているというわけだ。それが時代の変化により、現在のパッケージングに魅力がなくなってきているため、原稿料などのコンテンツの価格にも影響しているというのがChikirinさんの指摘するところ。

地域社会にもいろいろなコンテンツがある。町会の行事、飲食店情報、買い物情報、行政の取り決め、議員の発言、防犯・防災などなど。
それらをパッケージングするものはこれまで全国規模のものしかなかった。国の行事、東京の飲食店、全国うまい物めぐり、国会中継、全国の犯罪や災害情報といった具合だ。
渋谷WESTはまさに地域情報のパッケージングをしていることになる。残念ながら地域の各コンテンツのネット化が進んでいないため、パッケージングがコンテンツ不足になっていることは否めない。
地方分権とか地域主権とかいわれるが、それには情報のパッケージングが全国規模から地域規模で行われるようになることが必要だ。メディアの地域化がもっと進まなくてはならない。その一歩として政治家の情報発信とそれによる選挙民との交流の促進が望まれる。Twitterの利用がてっとり早そうだ。
http://politter.com/

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