松涛美術館に江戸の幟旗(7月28日)
松涛美術館で「江戸の幟旗(のぼりばた)庶民の願い・絵師の技」という展示会が今日から始まった。渋谷区公式ホームページでは以下のような紹介がされている。
「端午の節句や神社の祭りなどで、飾りとして立てられた幟旗は、浮世絵や絵馬などと並んで、江戸時代の庶民的な絵画の代表格でした。江戸時代の庶民にとって、村の鎮守の祭りに立派な幟旗を揚げることは大きな誇りであったため、幟旗には勇壮な武者などを主題とする豪華な絵が描かれ、有名な書家に頼んだ立派な書が染め出されました。人々の素朴な願いの結晶である幟旗は、江戸庶民文化の豊かさを表すものでもありました。本展は近世の幟旗の豊かな世界を再現し、これまで本格的な絵画史研究の対象となりづらかった幟旗の絵画表現の質の高さを見直そうとするものです。」
庶民文化というのは貴族文化に対するものなのだろうが、浮世絵をはじめとする江戸時代の庶民文化はすばらしいもので、その勢いが伝わってくるような展示となっている。
今Bunkamuraでは30日までコクーン歌舞伎をやっていて、現代の幟旗が並んでいるが、そんな幟旗の並ぶ風景は余り見なくなった。会期は9月13日までで、8月は月曜のみ休館だ。展示室での写真撮影は禁止だといわれたので、美術館の外観のみを掲載する。
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