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イスラム文化を感じる街(7月30日)

来年3月に大橋ジャンクションで首都高につながる予定の中央環状新宿線、富ヶ谷出入り口のところに変化があるのではないかと期待して見にいったところ、外からは半年前と何も変わらない状態だった。東大裏からずっと工事中の殺風景な眺めが続くばかり。ところが、富ヶ谷交差点に出て井の頭通りを代々木上原方面に向かうと、来年には山手通りが渋目陸橋までこんな感じに整備されるのだろうと期待させてくれるような道路を見ることになる。しばらく歩き小田急線のガードをくぐるとモスクの尖塔が見える。そこが東京ジャーミー とよばれるイスラム寺院だ。1917年のロシア革命により、ソ連から亡命してきた現在のカザフ共和国系トルコ人が代々木上原に住んだそうで、そのため1938年にここにモスクが建てられた。それが老朽化したため2000年に建て替えられたのが現在のモスクだ。モスクはトルコ語でジャーミーと呼ばれるので東京ジャーミーという名称になっている。神戸モスクと並び日本を代表するモスクとはいえ、1935年建造の建物が空襲と震災を経てもそのまま残っている神戸モスクほどの観光スポットにはなっていないようだ。
異教徒である日本人も中の見学は自由で、異国の雰囲気を楽しむことができる。考えてみると、近隣諸国とインドシナ・インド以外のアジアの大半はイスラム教の国だ。イスラムというと最近では、イスラム過激派のテロリストを連想しがちなのだが、もっとその文化的背景を理解することが必要なのだろう。
イスラム教国ではすぐ近くにアフガニスタン大使館があり、神宮前のトルコ大使館、旧山手通り沿いのエジプト大使館とマレーシア大使館も近い。イスラム教国から来ている外交官などの社交の場としても利用されているのだろうか。
松涛2丁目交差点のセントラル病院そばに新しく開店した、ファラフェルなどのベジタリアンの食事ができる店は、イスラム圏の街角にある飲食店の雰囲気もかもし出す。現在大使館限定で入居者を募集中の都知事公館跡の建物がイスラムの国の大使館になる可能性もあり、山手通りが整備されると、東京ジャーミーから代官山まで、ニュージーランド、モンゴル、デンマークといった非イスラム教国の大使館関係者も含め、国際色豊かな街並みを感じさせるようにもなりそうだ。


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