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地デジ対応説明会(6月27日)

2年後の2011年7月24日にアナログ放送が終了する。それに対して高齢者を中心に心配する声があがっているからか、総務省にはテレビ受信者支援センターができ、「あなたの町の地デジ説明会」というのがはじまった。
http://digisuppo.jp/index.php/branch/tokyochuo/16/seminars/
今年度中に全地域で説明会を実施するそうだ。町内会、老人クラブ等の集会に説明員を派遣するという活動もしている。
デジタルテレビを買うくらいなら、テレビを見るのをやめてしまおうか、というのはブログを読む若い世代で、現在の高齢者はテレビが生きがいという人が多いだろう。収入が限られる高齢者に出費を強いることになるアナログ放送からデジタル放送への転換は迷惑なことでしかない。
地上デジタルテレビ放送に移行する理由として、デジタル放送推進協会のパンフレットには次のように書かれている。
地上デジタルテレビ放送に移行するのは「電波は無限に使えるわけではなく、日本では過密に使われている状況です。デジタル放送では、隣り合った中継局で同じチャンネルを使っても混信の影響を受けにくいので、大幅にチャンネル数を減らすことができます。その結果、今までテレビに使われていた電波が、通信などほかの用途に使えるようになります」と。そしてデジタルの魅力は「ハイビジョンの高画質と高音質を楽しめます」「クイズやアンケートなどの双方向サービスが可能になります」「いつでも、ニュースや天気予報などの情報が見られます」「電子録画予約も簡単に行えます」ということだ。
「あなたの町の地デジ説明会」に派遣される説明員は、「そんなこと高齢者にはメリットないではないか」といわれてどうなだめるのか、大変なのだろう。今日も「パンフレットにあるUHF単体価格約5千円からとあるが、8千円かかったぞ!」という質問があり、なげやりと思われる回答をしていた。
説明員をなだめる役もあるのだろう。ちなみにこの業務を担当している社団法人デジタル放送推進協会の役員報酬は月額140万円以内なのだそうだ。
http://www.dpa.or.jp/introduction/index.html
ブログを読んでいる人たちにはデジタルテレビなどどうでもよいことかも知れないが。

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