目黒消防団に東大駒場キャンパスから入団(6月4日)
目黒消防団に東大教養学部の副学部長と学生4人が入団し、6月1日に目黒消防署で辞令交付式が行われたことが報道されている。「大学内の学生消防団の結成や、災害時の地域への貢献の方策を探っていきたい」とのことだ。辞令交付式の模様は映像として見ることもできる。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00156328.html
駒場キャンパスは目黒区、世田谷区、渋谷区にまたがる広域避難所に指定されている一方で、学生が帰宅難民化することを懸念する声もある。大規模災害は発生する時間帯によって対応が異なることもあって検討課題は多く、さまざまなリスクについての評価をすることも必要だ。駒場Ⅱキャンパスにある都市基盤安全工学国際研究センターとの連携も考えられるのだろう。
学生消防団が結成され目黒消防団の操法大会に出場するようになると、常勝を誇る駒場・大橋・東山地区からなる目黒消防団第一分団を脅かす存在にもなるが、地域の活性化につながることは間違いない。駒場町会防災部との連携も課題で、8月30日に目黒一中で予定されている目黒区総合防災訓練でのデビューが楽しみだ。
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