江戸の良さを見なおす会(6月23日)
江戸の良さを見なおす会が創立35周年を迎えた。といってもそんなことに関心のある人はほとんどいないだろう。江戸東京博物館をはじめとして、江戸の文化を紹介する場や書物は限りないといってもよいほどだ。江戸の文化を伝えようと活動しているグループも数は多いはず。テレビや雑誌なんかでも断片的に江戸の良さを伝える。歌舞伎は江戸文化を伝える代表的なものかも知れない。
そんな中で、江戸の良さを見なおす会は、江戸時代に盛んに開かれていた「講」のあり方を継承し、今なお講師自ら手弁当で行う学習の為の集いなのだそうだ。初代講師の故・芝三光が貫いた、現代の有料セミナーや講習会とは一線を画するスタイルを守り伝えていこうというもの。江戸の知識を蓄えるのではなく、江戸町人の生活スタイルを学び、それを継承しようとしている。残念ながら高齢の方が多く若い人への継承が十分でないらしい。
大学のサークル活動として江戸文化を楽しむというものもあってよい。東大のサークルには歌舞伎など江戸文化に関わるものはないようなのだが。
明治維新で大学を中心に西洋化が進められたわけだから、江戸時代のことは史料の研究以外のものを大学で学ぶということにはなじまないことだったともいえる。江戸時代の習慣などは封建遺制との見方もまだ一般的かもしれない。それでも日常生活には江戸時代から引き継いでいるものは少なくなく、もっと江戸の良さを見なおすことがあってもよさそうだ。
江戸の良さを見なおす会は渋谷WEST商店会を活動の舞台とする。特定の活動拠点があってこそ世界への発信もできるというものだ。

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