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松涛で落書き被害(5月20日)

松涛の旧都知事公館から松涛中学にかけての一帯に落書きがされている。先週末に書かれたようだ。落書きは器物損壊で損害が発生するのだが、ひったくりに対する警告が出るような警察の扱いにはなっていない。一般にも犯罪という意識が乏しいようでもある。警視庁の犯罪情報の分類は、ひったくり、侵入窃盗、車上ねらい・自動車盗、オートバイ盗・自転車盗、粗暴犯。だから器物損壊の落書きは取り締まりの対象になりにくいのか。
落書きをされたまま放置しているケースも少なくない。消すには少なくとも塗料代はかかるし、消してもまた書かれるからとあきらめているケースもあるのだろう。自分の家なら落書きをされては困るだろうが、賃貸をしていて、そこに不在のオーナーであれば落書き消しに経費をかけることには躊躇するのかもしれない。集合住宅だと管理組合の支出なのだろう。
落書きを担保する保険もあるらしいが、監視カメラの設置が効果を発揮した事例も近所にある。落書きも街の景観の一つなどとは考えてほしくない。


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