山手通りと旧山手通り(5月25日)
山手通りは渋目陸橋を渡って淡島通りを越え、246の大坂橋の下をくぐって目黒川を渡り中目黒へと向かう。渋目陸橋の下からは旧山手通りが分かれていて、代官山のヒルサイドテラスを抜けて鑓が崎交差点で恵比寿から来る駒沢通りにぶつかる。その距離1.6キロ。道幅の割には通りの全長は短い。それも246との神泉町交差点と鑓が崎交差点の間の1キロと渋目陸橋と246との間では道幅は同じでも沿道の建物の高さの違いから、景観がずいぶん異なって見える。散歩道としての人気の格差も大きい。何しろこちらは人が集まるような場所がないのだから仕方がない。
山手通りの整備は地下の中央環状新宿線の開通に向けて予算がつく。しかし旧山手通りの街づくりへの投資がこれから活発になるのかどうか。この近辺は駐車場のスペースが増えているようでもある。不動産を売ってくれという話がなくなったということも聞いた。不動産関係者は強気らしいが、弱気になるわけにもいかないだろう。
日本の将来に明るい材料が乏しい今、このあたりがどうなるのか誰にもわからない。そんな状態だからこそ、渋谷WEST商店会の目指すような地域での連携活動が有効になってくるのではないだろうか。

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