駒場野公園の雑草駆除(5月21日)
駒場野公園は雑木林と田んぼからなり、貴重な生物が数多く生息する自然観察の場として知られている。一方、昨年1月に開園した淡島通り側の拡張部分は、ボール遊びのできるグランドと芝地が主となっていて見通しがよく明るい。その芝地のスペースにはさまざまな雑草が自然に生えてくる。公園の管理上、意図する植物とそうでないものとがあるわけだが、特に繁殖力が強く、公園のイメージを損ねるものについては、駆除をしないと公園が荒れる。
駒場野公園は社団法人目黒区シルバー人材センターが指定管理者として目黒区から管理業務を受託しているが、区の予算の範囲での雑草駆除には限度があるため、通りがかった人たちが自主的に除草をして、ゴミ袋やレジ袋に入れ、管理棟横にゴミとして置いている。自然の営みが生産するゴミを出しながら、公園の景観を作っているということになるのだろうか。
ブタクサ、ハルジオン、ドクダミといった目立つ草が除去されて、芝とクローバーを中心とする緑の広場になっていくことを期待したい。
ハルジオンの群生
クローバーで埋まるとよい
アジサイを囲む雑草
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