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旗本御家人(4月6日)

北の丸公園の国立公文書館で春の特別展「旗本御家人-江戸を彩った異才たち-」を4月4日から23日までのスケジュールで開催している。江戸時代の国家公務員の生活像がうかがえるもので、大久保彦左衛門、長谷川平蔵といったおなじみの人たちの人物像を紹介する文書などをみることができる。公文書館だから文書ばかりの展示で地味ではあるのだが、そこでは江戸時代の空気が感じられるようだ。
興味深かったのは最近の内閣の文書に大臣の花押が並んでいたこと。先週までハニーズカフェで花押展をやっていて、政治家の花押も風呂敷の形で展示されていたこともあり、実際の文書に花押が並んでいるのを見てちょっとうれしかった。
公文書館の外はちょうど桜が満開。千鳥が淵まで歩くと、堀にせり出した展望台もできていて、これより立派な花見の場所が他にあるのだろうか、と思わせるような眺めがひろがっていた。

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