渋谷の商店会と渋谷WEST商店会(4月16日)
渋谷の商店街は12の商店会からなる渋谷区商店会連合会・中央ブロックとして組織されている。12の商店会というのは、渋谷公園通、渋谷センター商店街、東急本店前、道玄坂、渋谷地下、渋谷東急プラザ、渋谷中央街、渋谷百軒店、渋谷駅東口、宮益坂、明治通り宮下パーク、渋谷青山通りなのだが、どこがどの商店会なのかを意識するのは、お祭りなど特別な場合だけだろう。その境界がどこかなどは、渋谷地下、渋谷東急プラザ以外は分からない。
円山町から西側になると町会が商店会の役割を果たしている。古くから営業をしている店と、新しく出店した店とがあって課題も少なくないようだ。更に西には駒場東大前商店会、駒場野商店会、駒場西口商店会があるのだが、駒場東大前商店会だけが盆踊りなどのイベントを行っている。これもどれがどこだか知るのは関係者だけだ。
そんなところに渋谷WEST商店会を立ち上げた。組織ではないから加盟店などないし会費もない。それでも普通の商店会のように、その地域の商店や事業所の利用を増やすことを目指す。会費のある組織は会費の徴収や会費をどう使うかでエネルギーを消耗することもありそうだし、会議の招集、会議の資料づくりも簡単ではない。
渋谷WEST商店会はそんなことなしで、週1回の喫茶店での寄合ですまそうというもの。会議ではなく寄合と呼ぶのはカジュアルな語感からで、日本史に出てくる寄合とは違うのかも知れないが、役所のものではないという意味では適切かとも思う。組織ではないから“長“のつく役職も置かない。
誕生して3ヶ月余りなのだが、まずこの地域への関心をもつ人が増えるという成果を出すことが先決だ。
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