不況が変える渋谷(4月14日)
今は不況だ。しかし、そんな時でも最高の売上、利益を出している会社は少なくない。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ3社の2月決算では、そろって売上利益共過去最高になったと発表されている。タスポでタバコが自動販売機で買えないことによる効果もあげられているが、節約志向で弁当や小口の総菜などの販売が好調だったことによるらしい。ユニクロやマクドナルドの好調も、そうした節約志向が背景にあるといえる。
道玄坂でもそんな節約型?の新しいタイプのバーが元気なようだ。1階がカフェ・ド・クリエのビルの地下にあるBAR SAZANAMIや、渋谷ファーストプレイスビルの正面にある第18宮廷マンションの奥にあるEARがそんな店なのだろう。DJを中心とするサロン的な雰囲気ということが共通している。ホームページの写真で見ると客層は20代、30代が中心のようだが、ミクシィのBAR SAZANAMIの紹介には店の客についてこんなことが書かれている。
・・・20歳の不良娘から50歳以上の危険なオヤジ社長もいる、エリートサラリーマンもいればルンペン少女もいる、デザイナーもいればそれを着るモデルもいる、画を描く人間もいればそれを買うセレブリティもいる、文章を書く人間もいれば写真を撮る人間もいる、音楽を作る人間もいればそれを流しDJとして活躍する人間もいる、酒を楽しむ人間もいれば音楽に身を委ねる人間もいる…様々な人間たち、雑多な、混沌とした世界…しかし一見何のまとまりもないこの空間には一つの、一本のスジの通った雰囲気が流れている。この空間で酒を飲み、音楽を楽しみ、おしゃべりを楽しむ人間は皆「共犯者」となる…快楽に溺れ退屈な世界を壊す「共犯者」となるのだ。・・・
SAZANAMIが月曜定休、日曜不定期休で料金不明。EARの方は金曜日の夜8時から翌朝5時、土曜日の夜9時から翌朝5時に営業といった具合なのだが、ノーチャージでドリンクすべて500円となっている。
このEARでは労働者階級未来SOUND『愛について』と題する新曲アルバムを6月に発売するそうだ。これまでの飲み食いの店ではないところに人が集まるようになる予感がする。
コミュニケーションの場が変わってくる。だから同窓会の場も変えてみてはいかがでしょう、という提案もしていきたい。
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