百軒のミセ(3月17日)
ひゃっけんだな祭りにはインフォメーションセンターがある。ただし祭り全体の案内所なのではなく『百軒のミセ』という劇作家の岸井大輔氏による企画の案内所だ。といっても想像できるようなものではなくて、工事中のスペースといった感じ。そこにアパートの一室のような空間もできている。火鉢があって炭火でお湯を沸かしてお茶を飲ませてもらえる。このスペース自体が作品なのだろう。22日の最終日まで変化し続けるのだそうだ。
パフォーマンスは夜の飲食店でも行われる。案内はインターネットを使って行っているようで、祭りだというのに人出があるわけではないのが風変わりだ。
http://100mise.seesaa.net/
猫用ののぞき穴というものも百軒店の4箇所に設置してあり、それを探すことがパフォーマンスなのか。穴の数はこれからも増やすそうだ。子供なら間違いなく喜ぶだろう。でも子供づれで来るような場所ではない。
http://zokky.jp/news.html
40年もの昔に新宿の花園神社境内で行われたことが、今渋谷の千代田稲荷神社で蘇ったとすれば素晴らしいことだろう。花園神社から数多くの有名アーティストが世に出たように、千代田稲荷神社がそんな場になれば、とも思うのだが、これからの世の中、40年前とは成功の意味が違っていると考えるべきなのかも知れない。
周囲には大きな看板の無料案内所がたくさんあるのだが、ひゃっけんだな祭りの案内所ではないことを念のため書いておこう。

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