山手通りの工事はまだまだ続く(2月25日)
中央環状新宿線が平成21年度に大橋ジャンクションで首都高速道路とつながって完成する。しかしそれで新宿線の部分の工事が終りかというとそうではない。中央環状品川線とつなげるための工事が、松見坂交差点から大坂橋の間で平成25年度まで続くことが発表されている。施工ステップ図を見ると一旦完成させる新宿線のトンネルの壁を壊して品川線につなぐ道路を作るようだ。それなら始めからその段取りで、とも思うのだが、そこは予算の関係もあり、別の工事ということになるわけだろう。無駄といえば無駄なのだが、それで仕事ができてお金が回るからよいのだ、といわれればそういうことなのかもしれない。作っては壊す公共工事は建築廃材の問題があるにしても、景気対策として意義があると考えよう。
いずれにしても、松見坂交差点の景色は残念ながらこれから5年間改善されないということになる。3月10日の午後7時から、大坂橋下の日本地図センターで工事説明会がある。これまでの工事中の状態があと5年続きます、というだけのことなのだが、沿道の住民はやれやれ、ということか。こればかりは、いかんともしがたい。
神泉町交差点に建設予定の高層ビルの工事が止まり、近所の店では工事関係者の需要がなくなって影響を受けているとか。山手通りの工事でもそんな需要があるのか。
ともかく山手通りの混雑は5年後には緩和されることになるのだろう。でもそのころの日本経済の見通しはどうなのだろう。期待数値があるだけではないのか。ただ、社会の高齢化が一層進んでいることだけは確実だ。
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