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246と玉川通り(2月15日)

渋谷から三軒茶屋を通って二子玉川方面に行く道を若い人は246と呼び、年配の人が玉川通りと呼ぶそうだ。放射4号線という名称もあるのだが、そちらは道路関係者用語か。山手通りの方はその逆で、年配の人は環6と呼ぶらしい。神泉仲通という名称は知らない人がほとんどで、検番通りで通じる人もいる。栄通り、東急本店通り、文化村通りと同じ道でもいろいろ呼び方がある。
神泉町交差点、神泉駅入口交差点、松涛2丁目交差点、松涛郵便局交差点といった交差点の名称となると知っている人の方がめずらしくなる。町名ではない百軒店の名称すら知らない人も珍しくない。
航研通りは1970年代からコスモス通りと呼ばれるようになったが、通りの表示があるわけでもないし、今では知らない人の方が多そうだ。コスモス通りが山手通りに出るところはかつて三叉路と呼ばれていたのだが、これもほとんど死語になっているのだろう。
15年以上の定住者が比較的少ないことと、住民の交流範囲が限られていることから、地域への関心が乏しく、地名を記憶する必要も感じにくいかもしれない。
246と玉川通りは、更に大山街道、厚木街道という呼び名もかつてあったのだが、それらの地名の記憶を共有することは意味のあることではないのか。このエリアの学校に入学する若い人たちと、会社に入社する人たちに地名を覚えてもらう工夫でもしてみよう。

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