松見坂交差点付近のマンション計画(1月10日)
『めぐろ区議会だより』の1月1日号に、11月17日に開催された目黒区議会定例会で、梅原たつろう区議と青木区長との質疑応答の要点が掲載されている。松見坂交差点傍のマンション計画についての事案で、その録画を区議会のホームページで見ることもできる。
http://www.gijiroku.jp/dvl-meguro/2.html
内容はマンションの敷地と住宅の間にある水路敷きをめぐっての議論だ。問題の水路敷きは古老(でもないか)の話だとかつては川で、エビも獲れたのだそうなのだが、現在は暗渠になっている。水路敷きの売買契約がないのに、建築確認が下りた例はあるかとの議員の質問に対して、平成元年以降、空川に関連の建築確認件数48件のうち用途変更しない確認件数は43件で、5件は用途変更をしているとの答弁。事情は知らないが、用途変更をしていなかったのは問題ないのだろうか。
空川も暗渠になっていて見えないのだが、これは問題の水路敷きとは別のものだ。両方併せて空川といっているのかもしれないが、いずれにせよ現在は見えない。
水路を地図に書き込んでみた。印をつけたところが空川暗渠となっている。
大きな地図で見る
区長答弁によると、当該水路敷きの用途変更をしないのは、境界の未画定部分が判明し、現在確定作業を行っているからとのことで、その確定後に払い下げを行う予定だそうだ。結果によっては、現在8階建てで計画されているマンションの設計変更が必要になるようでもある。確定作業には時間がかかるのかもしれない。
区議会の映像を国会のそれよりつまらないと感じるとすれば、それはわれわれの関心がマスメディアによって作られているからではないのか。他の議会の映像と比べてみても結構楽しめることがわかった。
写真は昨年の6月に解体が終わった頃のマンションの敷地だ。
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