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2009年1月

フジヤマ・ゲイシャ(1月31日)

明治維新以来、日本は近代的な工業国であることをアピールする必要があった。そのため欧米人のフジヤマ・ゲイシャのイメージを払拭するための努力がされ、そうしたイメージをもたれることに対して日本人は不快感を覚えたものだ。ただ、富士山は雪のあることが工業国のイメージを演出するのにふさわしいとのことで海外広報に活用され、富士山を背景にした新幹線の写真がその典型となった。
一方で芸者の方は、消え行く文化とでもいえそうな状態なのだが、外国人にはゲイシャの国日本というイメージは強いらしい。グーグルで外国語ごとの検索条件をつけgeishaと検索するとその外国語圏での関心の度合いが分かるといえそうだ。外国語ごとに、想像する以上にゲイシャについての多くの紹介記事と映像まである。
フジヤマ・ゲイシャが日本のイメージになった理由としては、浮世絵がその原因にある可能性が大きい。幕末から明治にかけて大量の浮世絵が海外に流出し、ヨーロッパの絵画に大きな影響を与えたことはよく知られている。浮世絵の美人画がゲイシャとみなされ、北斎の富士山と共に日本の象徴となった。だから近代工業国としてのイメージに反する浮世絵とその背景にある世界は日本の学校教育のレベルで140年間否定され、むしろ外国人による研究が進んだのだ。
しかし現在の日本は、フジヤマ・ゲイシャのイメージを遠ざける必要がなくなってきている。浮世絵を見直し、新しい日本のアイデンティティを考えてもよいのかもしれない。円山町に浮世絵の世界を作るということがあってもよさそうだ。2人の芸者さんが現在も活動されていることだし。

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尺八と身体と映像と(1月30日)

明日の土曜日、午後7時の開演で、若手尺八奏者小西雄一郎さんの尺八演奏によるイベントがある。場所は大坂上バス停前のハニーズカフェ。入場料は1ドリンク付で1000円となっている。
身体というのは、舞踏が身体表現のアートということで、その言葉が使われているようだ。
舞踏については以下のサイトに詳しい。ダンスでも日本の伝統舞踊でもない舞踏は半世紀前に生まれ、忘れ去られようとしているものらしい。
http://homepage2.nifty.com/abeni/butoh.htm

そんな舞踏がどんなものなのか、狭い空間の中で接する絶好の機会ともいえる。
午後8時15分に終演の後500円の会費で懇親会があるので、舞踏の事情など聞くことができるかもしれない。

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生命保険料は安くなる(1月29日)

火曜日に東急ハンズでさまざまな種類のバレンタインチョコレートを販売しているのを見た。昔の薬袋のデザインをアレンジしたもの、醤油ボトルに見えるものなど、アイディアを眺めているだけで楽しい。そんな中で熨斗袋に「お世話になっています」などと書かれた105円のチョコがあり、これは生命レディが配りそうだな、と直感していた。
そんな常識をくつがえそうと、昨年5月にライフネット生命保険株式会社が誕生し、同社の社長、副社長によるブロガーを対象とする説明会が昨夜行われた。
保険会社は、本社はもちろんのこと、地方の支店でも一等地の立派なビルにあり、そのことが信頼感を演出しているのだろうが、この会社は麹町の裏町といってもよいようなところにある地味なビルが本社だ。会議室も30人も入れば一杯というほど。営業活動はインターネットを通じて行っている。そうすることによって純粋の保険料に付加されるコストをミニマイズし、生命保険料を半分にすることを可能にしているのだろう。
お話いただいた、ライフネット生命の出口社長(1948年生まれ)と岩瀬副社長(1976年生まれ)は、ちょうど親子の年齢差がある。互いに知らなかった二人を2006年の3月に投資家の谷家衛氏が結びつけ、全く新しいベンチャー生命保険会社が設立されたのだ。そのドラマチックな経緯は岩瀬副社長のブログに詳しい。
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2007/05/20_0323.html

1.生命保険料を半分にしたい
2.保険金不払いをゼロにしたい
3.比較して納得して入る習慣を広めたい

この3点を実現したいという出口社長の思いが、ライフネット生命誕生の基本にある。セールスのコストがサービスに見合っているかどうかは客が決めること、ということなのだが、バレンタインチョコレートなどによるセールス担当との人情がらみのつながりと、テレビコマーシャルの映像により刷り込まれた安心感から、ドライな切り替えができるかどうか。
平均所得がこの10年で15%減少し、20代、30代の世帯人員1人当たり平均所得金額が65歳以上の金額を下回るという状況では、子供を作ることを躊躇せざるを得ないこともあるだろう。そんな社会を保険会社が変えることはできないが、若い人たちの生命保険料が半分にする保険を提供することで社会貢献ができる、ということも出口社長の情熱の背景にある。
安いものには罠がある、という意識は健全だろう。しかし、その一方でその差がどこにあるのかを考えることも重要だ。パソコンなんかも10万円と20万円のものがあると、20万円のものを安心だからと選ぶ人は少なくない。
生命保険はこれまでどこの会社も同じようなものと思われていた。セールスの人が好きかどうかで決められる要素も大きい。ネット生保はその部分を根底から覆す。
インターネットを活用してよりよい社会を作りたいというライフネット生命の思いは、地域メディアとして地域での情報伝達コストをミニマイズしようとする渋谷WESTが目指すものと同じだと了解した。

「応援してください」ということだったので、早速渋谷WESTのトップ画面から『生命保険はだれのものか』という出口社長の著書を買っていただけるようにした。


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出口社長岩瀬副社長

ライフネット生命:http://www.lifenet-seimei.co.jp/



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大坂上と福田屋(1月28日)

大坂上というバス停の名前は、渋谷から世田谷方面のバスに乗る人には知られていても、この近くに住んでいる人や、通勤・通学している人にはなじみがない。大坂上は40年も前に廃止された玉電の停車場となっていたこともあるので、玉電が走っていた頃には知られていたのだろうが、もう遠い昔の話となっている。
大坂上は渋谷の谷と目黒川の間となる稜線上に位置し、大橋からの大坂を登りつめたところにあたる。文字通りの大坂上だといえる。
かつては三田用水が玉川通りを横切っていたのだが、無論そんなことは建物が密集している現在では想像もできない。ただ、そこに大きな農家のような家を使った「ふるさと」という名の料理店のあったことは記憶している人も多いようだ。
大坂上にあるコンビニの横の道を少し入ったところにはホテル福田屋という旅館がある。目立たないのだが、外国人観光客の宿泊が目立つそうだ。インターネットで検索すると日本語の情報より英語のものの方が多い。近所では知られてなくても、海外の人には渋谷から近いところで日本的な雰囲気を1泊1万円以下の価格で味わえることは魅力的なのだろう。
玉川通り、山手通り、淡島通りに囲まれた3角地帯は不思議な場所。そこを通りぬける人は少ない。


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あ・ら・かるちゃー(1月27日)

渋谷・恵比寿・原宿にある、美術館、博物館など21館が参加しているのが「あ・ら・かるちゃー」。11月に開催されているふるさと渋谷フェスティバルに参加しているが、その他の活動はわからない。
それでも21館の概要を見て、こんなにいろいろあったのかと感心するばかり。有栖川公園の東京都中央図書館が今月リニューアルオープンし、10月には山種美術館が新しいビルに移転して来ることもはじめて知った。
渋谷・恵比寿・原宿がこれだけの文化施設のある地域だということ自体が意外のようにも思われる。このエリアはどちらかというと若い人のファッションの街というイメージがあるからだ。文化・芸術の街という、落ち着いたイメージとはいささか異なる印象をもっていたので、改めなくてはならない。メディアへの露出度の問題なのかもしれない。

http://www.syabi.com/ala.html

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地図の店(1月26日)

山手通りが大坂橋をくぐる松見坂側に地図の店がある。事務所に付属する店舗なので外からは店のようには思えないのだが、少なくとも専門的な地図の品揃えということではどこにも負けないはず。なにしろ国土地理院の地理情報を提供する日本地図センターに付属しているのだから。何年ぶりかで入ってみて、江戸時代からの地図もその種類が多いのに感心した。活断層の地図などは他ではなかなかないものだろうが、一般の人が買うものとも思えない。眺めているのはぜいたくな楽しみとなる。
土産代わりに昭和16年に発行された渋谷区の地図の復刻版を買った。68年前の空襲を受ける前の渋谷の様子がわかって興味深い。山手通りは井の頭通りの富ヶ谷交差点から現在の旧山手通りの鑓ヶ崎までとなっている。昭和20年には空爆による被害があり、昭和39年の東京オリンピックまでの25年の間には地図が大きく書き換えられている。変化が大きかったのは首都高速道路ができたのは昭和45年までで、それから38年の間は道路に関しては大きな変化はなかったといえそうだ。68年前から変わらない道筋も多い。松涛中学の付近一帯は鍋島邸とあり、旧都知事公邸の場所は松平邸、ニュージーランド大使館は当時もあり、両隣は牧野邸、高橋邸となっている。道玄坂上の派出所と郵便局、松涛郵便局もそのままの場所にある。
この時の都市計画では現在の公園通りから参宮橋までほぼ直線で道路の予定路が記されている。そこがワシントンハイツとして米軍に接収されることなど無論想定されてはいない。
江戸時代の地図と現在を対比する地図も売られているが、そのころの地図は江戸城周辺と浅草・深川方面に限られる。次は今から40年ほど前の昭和44年頃の地図を探してみよう。

http://www.jmc.or.jp/sale/shop.html

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目黒区環境審議会(1月25日)

土曜日に駒場キャンパスの校舎内で「めぐろ環境ナビゲーター養成講座(第5回)」が開催されたので参加した。目黒区の地理的な特徴について1時間ほど東大の先生の講義を聴き、その後駒場キャンパスから東大前商店街の裏道を歩いて、駒場野公園で環境学習施設を見学するという内容だ。
この講座が行われている背景には、目黒区環境審議会の存在があるのだろう。平成19年2月にに提出された前回の審議会の答申にはこんなことも書かれている。

「環境に係る事業への取り組みとともに、事業への参加者の環境配慮と日常行動の結びつきを検証し、その効果を見ていく必要があります。これまで、区民や事業者対象の環境保全施策については、参加者アンケートのみでその評価をしていましたが、効果や影響が一過性に終わってしまい、日常行動に結びつかないことも危惧されます。また、参加者自身が自らのライフスタイルの変化に気づかないこともあり、これらを含め、それぞれの事業評価をフォローするために、区民自身が行う評価制度を取り入れることが望まれます。」

「環境保全施策の進捗状況は、施策の実施状況とその評価について環境報告書により公表されています。今後は、環境保全施策についての区の考え方を具体的に示し、区民や事業者が自覚を持って環境問題に取り組めるよう、わかりやすく親しみの持てる環境報告書として充実させることが望まれます。
環境報告書のほか、ホームページなどの様々な広報媒体を活用し、迅速な情報提供をすることも必要です。」
http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/keikaku/torikumi/shizen/shingikai/toshin/18toshin/index.html
区報では断片的になりがちだし、ホームページによる迅速な情報提供でどれだけ伝わるのか、という懸念もありそうだが、それ以外の方法はコストがかさむ。中央省庁の情報はマスメディアで伝えられ、論評もされるが、目黒区レベルだとなかなか報道の対象にならない。横浜市では記者クラブをブロガーにも開放していると聞くが、一部の企業ではじめているように、ブロガーを活用した広報活動を自治体でも実施するようになってほしいものだ。

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新しい商店会(1月24日)

商店会に参加しない店が増えているようだ。商店会そのものがない地域に店が出ることもあるし、商店会を解散してしまったところもある。50年前の商店街をイメージしてそれを懐かしむ声もあるようだが、50年も経てば世の中変わって当然ともいえる。復古型商店会ではなく、新しい商店会をつくることが必要とされるようだ。
渋谷WEST商店会というのもその試みの一つとなるはずだ。商店会は商店だけではなく、利用者も参加して作りあげることで何かが生まれるのではないだろうか。従来の商店会は過去を背負わざるを得ないから変わることは大変だ。新しい商店会がどんなものになるのかは参加者に考えていただくことにしよう。
次回の会合は1月27日(火)午後3時から、大坂上のハニーズカフェで開催する。

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暮らしの科学(1月23日)

渋谷WESTのトップ画面の右側、「地域社会情報」のトップは「公共情報」で、次につながる地域」があり、3番目は「くらしの科学」としている。地域社会とくらしの科学に何の関係があるのか、と突っ込まれそうなのだが、公共情報の一つとして、生活に密着した科学情報が必要だろうとの考えで、それにふさわしい、気のついたサイトを閲覧できるようにしているのだ。
「くらしの科学」でリンクしている二つの個人サイトでは、今月になって非常に重要と思われる意見が公開されている。

1月5日に中西準子さんのホームページでは、非加熱血液製剤の使用によるエイズ感染者が出たことから裁判になった事件にふれている。「安部英医師がなぜ無罪になったかが分かる-80歳の老医師を痛めつける理由があったのか-」を以下のような結論をもって論じているのだ。

「血友病患者に多数のエイズ感染者が出た。それは、非加熱血液製剤の使用によるものだった。被害が大きかった。それは、もちろん大問題である。そういう場合に、誰かが悪かったからこうなったという説明が欲しくなる。
それが分かると皆が納得する。悪い奴がいたから、こうなった。あいつをやっつけろ!
中世にも魔女狩りがあった。若い女が、逆さにつるされて火を付けられた。あれと同じだと思う。
どこの国にもこういうことはあるが、血友病患者のエイズ感染は世界的な問題である中で、こういうことが行われたのは日本だけだということを肝に銘じて欲しい。
こういうことは、エイズ感染者の救済にも、何のメリットもない。」

その中に「私の誤解」として、この事件についての一般的な理解があげられ、それに対して、『薬害エイズ事件の真実』という新著を読んで知ったということが書かれているが、詳細はリンクから本文を読んでいただきたい。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak456_460.html#zakkan459

それから1週間後の11日付けで、安井至さんが「21世紀型リスク感覚」と題するコメントを掲載している。

「消費者に思い込みを作ることは、メディアの悪しき影響だと言える。しかも、問題は、そのような「庶民感覚」が最近のメディアがもっとも大切にする対象になっていることなのだ。(中略)
メディアがニュース性のある報道を好むこと、これは、当然であって、特に非難に値することではない。したがって、報道には常にバイアスがかかっている。そこで受け取る方が、それなりの逆バイアスを掛けて、ニュースの真相を解き明かすという対応をする必要がある。(中略)
 (メディアの特性は)どうやら次の3つにまとめることができそうである。
*センセーショナル=危険好きで平穏嫌い=マスメディアにとっては、エビデンスが低い話ほど面白い
*メディアの正義観=個別被害や情報隠しを重視
*読者が期待する記事を書く傾向が強い
 センセーショナルであることを求めることも、これはメディアが商売である以上、仕方が無いことなのだろう。(中略)
身の回りに、あまりにも安全な社会を作り上げると、人間のリスク検知能力は失われる傾向がある。そして、被害はかえって増大する。現在の日本の状況はすでにそのレベルに入っている。身近なリスクと地球レベルのリスクの理解力、そのいずれにもいささか不安がある。」
http://www.yasuienv.net/RiskUnderstanding.htm

身近な科学知識を知らないうちにマスメディアに依存していることに問題はないのか。ここで紹介したお二人の書かれたようなことはマスメディアではほとんど知ることができないだろう。個人的見解とはいえ、お二人とも環境・安全分野での第一人者であり、中西さんの場合は国の安全科学研究組織の長という立場なのでその発言は重いのだ。
政府よりもマスメディアを信頼するような一般的傾向も見られる。マスメディアからの情報量が多いということからに他ならないだろう。日常生活の多くの話題がマスメディアを情報源としていて、政府等の批判もほとんどマスメディアの受け売りだ。だから身近な自治体などのことは共通の話題にはなりにくい。
しかし、ジャーナリストには問題意識はあっても専門知識ではその分野の科学者には及ばないことはいうまでもない。テレビでは話芸の専門家にだまされてしまうこともあるだろう。そうしたことを避けるためには、科学者の冷静な発言が多くの人に伝わる仕組みが必要になっている。
そのためにも「暮らしの科学」の画面を充実させていきたい。

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梅が咲いた(1月22日)

東大駒場Ⅰキャンパスの梅園で梅が咲き始めた。東京で梅といえば湯島天神が有名で、「湯島の白梅」という古い歌もあるように、白梅の白加賀が8割なのだそうだ。駒場キャンパスの方は紅白半々といったところか。種類はいろいろあるようなので調べてみることにしよう。今咲いている写真の紅色の花は寒紅梅なのだろう。
今年は東京での梅の開花は例年より早いとインターネット上の画面には書かれているが、寒さで花見どころではないせいか、桜のような開花情報などを聞くことはない。
どんな花でも観察するには気持ちの余裕が必要なようで、高齢者でないとゆっくり眺めるようなことはなさそうだ。でも植物観察が生命科学の一分野と考えると、若い人たちの梅の花に対する見方も変わるのかもしれない。ちなみに梅はバラ科サクラ属だ。


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ソニーのブラビア発表会(1月21日)

ソニーの省エネ型テレビ「ブラビア」のブロガー対象体験会が昨日世田谷ものづくり学校内で行われた。消費電力が97年に発売された32V型トリニトロンカラーテレビで218Wあったのが、今回発表されたモデルでは84Wにまで下がっている。それだけ電気代が安くなり、CO2の排出量も削減されるという説明だ。
特に印象的だったのは人感センサーという機能。人の動きが止まるとテレビの映像が消えてしまうというものだ。その時音声だけが聞こえるような設定もできる。人がいない時にテレビがつけっぱなしになるということは避けられるわけだ。
http://www.sony.jp/bravia/?s=jp_blg_bravia_01

しかし最大の省エネは、発表会場を世田谷ものづくり学校という廃校となった池尻中学校の校舎を使っていることではないのか。古い建物を大きな改造をせず、そのまま別の目的に使えば、建築廃材が出ず、新しい建物を作るエネルギーも不要だ。最近は再開発ということで古くもないビルの破壊による建換がよく見られるが、環境負荷ということからすると好ましいものではない。循環型社会形成推進基本法にある3Rのリユースを、建物において実行している例として世田谷ものづくり学校の存在意義は大きい。中学校の校舎跡に現在どんな会社が入っているのかは学校のホームページにあるが、入居にふさわしい企業かどうかの厳しい選考があると聞いている。
特におもしろいのはパン屋のルセット。価格が普通のパンの10倍から20倍で、店頭販売はせず、抽選販売ということもやっている。世界一高級なパンといえるのだろうが、廃校を工場にしているところが素晴らしい。

各テレビメーカーも省電力をアピールしているが、環境に配慮した場所を新商品の発表会場として使っているソニーの見識こそが評価されるべきだろう。


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アートバザール開催中(1月20日)

1月28日まで、Bunamuraギャラリーでアートバザール2009と題して版画を主体とする作品を販売している。Bunkamuraのエレベーターで映画館のある6階に上がり、そこからエスカレーターで上がったところにある東急本店8階の美術画廊でも、21日までアートバザールと良く似た作品を販売する版画展を開催している。
いずれも有名作家の作品が数多く並んでいるので美術の勉強にはなると同時に、値段を知るにもよい機会となる。作品を見ただけでいくら位と分かる人は専門家なのか。
美術作品の値段がどのようにして決まるのかは知らないが、結局は買い手がいる値段ということになるのだろう。買い手がつかなければ、値段もつかないというわけだ。買い手のつかない価値ある作品を見つけて買い集めるのがコレクターの楽しみの一つかと想像する。使いきれないお金の使い道が美術品収集ということは、世界中いつの時代も変わらないことのようだ。
ともかく買わなくても見るだけなら無料だから、時間が少しでもあるときには立ち寄ってみる価値がある。

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花押の展覧会(1月19日)

花押というのものは聴いたことがあるとしても、歴史ドラマの世界のことというのが一般的のようだ。しかし現在も政治家や大企業の社長、あるいは僧侶や神主などに個人認証の印として、ステイタスシンボルもかねて利用されているといわれる。ただそうしたことは広く公開することではないだろうから余り知られてはいない。
そんな中で、鶴川流の花押は、歴史ある花押文化の継承と発展を目指し、花押の幅広い普及活動をしている。ホームページでもさまざまな情報を提供しているのだ。この近くでは恵比寿で教室を開いているが、3月1日から31日まで、大坂上バス停前のハニーズカフェで花押の展覧会を開催することにもなった。なかなか見る機会のない花押を気軽に見ることのできる場になることだろう。

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区議会への関心(1月18日)

目黒区の区議会議員選挙の投票率は昭和46年(1971年)の72%をピークに、平成15年(20004年)に36%まで落ち込み、最近の平成19年(2007年)では38.5%という状況だ。渋谷区の区議選では平成15年の39.3%から19年には40.6%ということでほとんど同じ。国政選挙については、目黒区の場合、平成20年の参議院選挙では56.8%、平成17年の衆議院選挙では64%となっている。自治体より国政に関心が高い。
これを福島県でみると、市町村議員選挙での投票率は市部で概ね70%台、町村部で80%台となっているのに対して、国政選挙はそれぞれ60%台、70%台というところだ。東京区部の投票率と比べて、国政選挙でも投票率が高いとはいえるのだが、自治体の議員選挙での投票率の差は目黒区と比べるとほぼ2倍となる。
地方の場合は東京とはちがい、地域社会が職場でもあり、また日常生活の場として目に見えるだけに関心が高いのは当然といえるのかも知れない。一方で福島県の町村部の場合は高齢化が進んでいるため、投票率が高くなるということもありそうだ。全国の年齢別投票率はそのことをうかがわせる。
http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/sang_nenrei.html
若い世代は政治に無関心というより、仕事などに関心が集中するためともいえる。しかし議員は投票率の高い層に受け入れられやすい主張をすることが選挙に勝つためには必要だ。若い人の考えが政治に反映されないと将来よりも現在を優先する政策になりかねない。
地方自治体の議会の問題を扱ったテレビ映像をインターネットで見ることができる。
http://jp.youtube.com/watch?v=a9zRuP573_A

こんなことをされてはと憤慨し、インターネットを悪と考える人も少なくなさそうだ。

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阪神淡路大震災DVD(1月17日)

阪神淡路大震災から14年になる。その時の映像が編集されて東京都が2時間のDVDにし、各教育委員会に配布しているという話を聞いた。それを借り出して勉強しようという企画があるのだ。東京都が制作したDVDは全部で100枚。非売品でコピーはできないとのこと。事情は知らないが、コピーされると類似の有料DVDの販売に影響することが問題なのか。
YouTubeでもさまざまな映像を見ることができる。NHKテレビの大阪のスタジオからの第1報の映像ではそれほど深刻な雰囲気はない。テレビを見ることができれば、そこにいる人は安全なのだろうが、深刻な現場の状態が伝わるには時間のかかることがうかがえる。
http://jp.youtube.com/watch?v=SP_w_yaSD98&feature=PlayList&p=55ECCF57939D6F18&index=0
狭い地域ごとに的確な情報が伝わるよう、また地震の防止は不可能としても災害を少しでも減らすために地域防災体制を考える必要があるのだろう。
阪神淡路大震災のDVDはそのためにも有効だと思うのだが。

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弁当を食べる(1月16日)

オフィス街では弁当を食べることが多くなっているようだ。家から持参する人がどれほどいるかは知らないが、弁当業者は増えている。夜は居酒屋で昼は弁当を売る店が日本橋から神田にかけて多い。弁当を配達する業者もある。値段は500円が相場というところ。渋谷の場合は昼食を手ごろな価格で提供している店が多く、専門店以外では昼間だけ店頭で弁当を売る店は見ない。
昔は弁当というと家で作るもので、売っている弁当は駅弁くらいではなかったかと思う。しかし今では、飛行場の空弁(そらべん)とか、高速道路のサービスエリアの速弁(はやべん)の比率も高くなっている。しかしそうした旅行の時の弁当ではなく、コンビニ弁当が日常的に利用されるようになってきていることが、食生活の変化を物語る。
160年の歴史を持つ弁当専門店の日本橋の弁松は、デパートにも出していてブランド品ではあるのだが、本店では昼間500円と600円の価格の弁当を売っている。試供品とでもいうところか。月に1度、ここで弁当を買って会食をしているのだが、なかなか好評だ。
ラーメン店や蕎麦屋のガイドブックはあるが、弁当ガイドなんかがあると便利だと思う。でも内容が変わるものだけに難しいのかも知れない。渋谷WEST弁当ガイドが次の課題か。そういえば円山町や東大前商店街にも専門店がある。
弁当も日本が世界に誇れる文化かもしれない。

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大津絵の展覧会(1月15日)

日本民藝館で大津絵と泥絵の展覧会を3月22日まで開催している。江戸時代に文字通り大津で制作され、販売されていた絵なのだが、浮世絵同様、文明開化とともに見捨てられてしまったようだ。江戸で売られた浮世絵とは違い、東海道を旅する人への土産者のようなものだった大津絵はローカルなアートといってよい。民藝館ならでわの展示企画ともいえるだろう。「特別展日本の民画」というのがそのタイトルだ。
http://www.mingeikan.or.jp/html/exhibitions-events-mingeikan.html
大津市内では大津絵の受注制作や教室も行われていて、その様子を知ることもできる。
http://www.otsue.jp/index.html
文明開化がいよいよその終点に来てしまったという空気は今や共有されているのではないか。リサイクルを始めとして江戸時代には学ぶことが多いことはよく言われる。明治維新により始まった学校教育でも迫害されたためか、これまで江戸時代の文化は過去のものとして教えられ、時代劇の世界に追いやられてきた。しかし、そろそろ将来の文化につなげるものとして、江戸時代を見直す時期になっているようだ。

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明治期の浮世絵展(1月14日)

浮世絵は江戸の文化を代表するものといえるが、明治になってからも日清戦争までは数多く制作されている。しかし、明治維新後の日本では古い遅れた文化を代表するものとして人気がなくなったようだ。薩長の出身者を中心とする明治政府により、もともと庶民のものであった江戸文化が否定され、文明開化が叫ばれたことの影響は現在にまで続いているのかもしれない。
その一方で外国人には高く評価されたために、多くの作品が海外に流出し、欧米の美術館のコレクションになっていることはよく知られている。
今月は江戸勘亭流の歌舞伎文字を展示している大坂上のハニーズカフェで、2月2日から27日まで、明治期の浮世絵作家である橋本(揚州)周延(ちかのぶ)の作品9点を展示することになった。「江戸の良さを見なおす会」が所蔵する浮世絵コレクション展示の第一回だ。橋本周延は天保9年生まれで大正元年の没。幕府の御家人の出身で美人画を中心に幅広い内容で多数の作品を残しているが、今回は大奥の様子を絵にしたものを予定している。


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玉の井と百軒店(1月13日)

きのう隅田川七福神巡りをしている途中、「ここら辺はかつて玉の井というところだった」との声が聞こえてきた。いわれてみると、隅田川の東は永井荷風の『濹東綺譚』の世界だったのだ。ウィキペディアで調べてみて、玉の井、鳩の街の旧赤線地帯から向島花街に向かうのが隅田川七福神巡りだったということを了解した。向島花街には見番通りという道路表示があり、向嶋墨堤組合という名の見番のホームページでは、芸妓衆120名以上の登録があるということで花街として健在だ。一方、玉の井、鳩の街についてはその名残は探せばあるのかもしれないが、そうと知らなければ何の特徴もないただの下町の住宅地となっている。

濹東綺譚を改めて読んでみると、かつての玉の井のおもむきは現在では百軒店の無料相談所にあるのかとふと感じる。円山町はかつて芸妓衆420名と、現在の向島花街をしのぐ時代もあったほどだ。神泉仲通りは見番通りとか三業通りとして知られていたのだが、現在では円山町の芸者さんは2人になっている。それでも花街の雰囲気は今でも向島に劣ることはない。
玉の井が栄えたのは関東大震災の1923年から東京大空襲で消失する1945年までの20年ばかりのようだ。永井荷風や滝田ゆうの『寺島町奇譚』などで描かれていることから、玉の井は文学のふるさとといえないこともないのだが、最近の百軒店はそんなことにはならないようなのが残念といえないこともない。

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散歩の会(1月12日)

「幸せを呼ぶ隅田川七福神散歩」と題するイベントに参加させてもらった。主催は目黒区の八雲住区住民会議という地域コミュニティー。その中の生活環境部会に散歩の会が置かれているのだが、町内会などの掲示板でPRして誰でも参加できるというものだ。事前申し込み制ではないため参加者が何人になるかはその日にならないと分からない。七福神巡りは昨年1月の柴又七福神に続いて2度目になるのだが、前回の参加者が10数名だったのに対して今回は30名と、主催者の予想をはるかに上回ったようだ。
都立大学駅に8時半に集合して東横線に乗り、中目黒、北千住を経て東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅で下車。毘沙門天の多門寺、寿老人の白鬚神社、福禄寿の百花園、弁財天の長命寺、布袋尊の長命寺、大黒天と恵比寿神の三囲神社の七福神を回り、言問橋を渡って浅草で解散するコースだ。リーダーの方が下見をされての散歩なので、迷うことはなく、予定通り午後1時頃に人ごみの浅草寺付近で流れ解散となった。
解散後の昼食は、どこも混んでいて行列。繁華街を離れたところならと、探したところ、偶然並木藪という名前は知っていて場所を知らなかった蕎麦屋にたどり着いた。20分ほど並んで、4名で食べることができたのは幸運といえる。熱燗が欲しかったがそれは別の機会にということにした。
そんなことで大人の休日を楽しく過ごすことができ、主催者には感謝をしたい。

3年前にこの企画をスタートした時には「地域デビューは散歩から」という話からだったのが、こんな形の散歩のスケジュールを1月、3月、5月、9月、11月の年間5回組むことにまでなったのだからすごい。その気になれば誰でもできそうなことでも、いざ実行となると難しいものだ。去年は駒場のお花見ウォークを企画したが、参加者はわずか。健康の基本がウォーキングにあることは常識になってきている中、目黒区の鷹狩ウォークなど組織的な散歩の会があちこちで行われているようだし、今年もめげずに企画をたてよう。

途中向島の百花園で春の七草を撮影したので掲載する。


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イギリスの新人歌手(1月11日)

音楽はこのこのエリアでのコンサート以外ここに取り上げる対象ではない。ましてイギリスの歌手のことなど、ということなのだが、昨年9月9日のエントリーで取り上げた電子楽器のTenori-onをトレードマークのようにしている歌手が”BBC SOUND OF 2009” で1位になったので紹介しよう。
http://kmnetwork.exblog.jp/9464194/

http://jp.youtube.com/watch?v=N6tLRCDqJ2c

You Tubeのコメントを読むと批判もあるようだ。しかしこのリトル・ブーツ(本名Victoria Hesketh)という24歳の女性歌手がイギリスで大きな話題になっていることはうかがえる。音楽についてコメントできる立場ではないがこの歌手は日本にも上陸するのだろうか。いずれにしても、この日本製のユニークな電子楽器がどれだけ世界で受け入れられるのか興味深いところだ。

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松見坂交差点付近のマンション計画(1月10日)

『めぐろ区議会だより』の1月1日号に、11月17日に開催された目黒区議会定例会で、梅原たつろう区議と青木区長との質疑応答の要点が掲載されている。松見坂交差点傍のマンション計画についての事案で、その録画を区議会のホームページで見ることもできる。
http://www.gijiroku.jp/dvl-meguro/2.html

内容はマンションの敷地と住宅の間にある水路敷きをめぐっての議論だ。問題の水路敷きは古老(でもないか)の話だとかつては川で、エビも獲れたのだそうなのだが、現在は暗渠になっている。水路敷きの売買契約がないのに、建築確認が下りた例はあるかとの議員の質問に対して、平成元年以降、空川に関連の建築確認件数48件のうち用途変更しない確認件数は43件で、5件は用途変更をしているとの答弁。事情は知らないが、用途変更をしていなかったのは問題ないのだろうか。
空川も暗渠になっていて見えないのだが、これは問題の水路敷きとは別のものだ。両方併せて空川といっているのかもしれないが、いずれにせよ現在は見えない。

水路を地図に書き込んでみた。印をつけたところが空川暗渠となっている。



大きな地図で見る

区長答弁によると、当該水路敷きの用途変更をしないのは、境界の未画定部分が判明し、現在確定作業を行っているからとのことで、その確定後に払い下げを行う予定だそうだ。結果によっては、現在8階建てで計画されているマンションの設計変更が必要になるようでもある。確定作業には時間がかかるのかもしれない。

区議会の映像を国会のそれよりつまらないと感じるとすれば、それはわれわれの関心がマスメディアによって作られているからではないのか。他の議会の映像と比べてみても結構楽しめることがわかった。

写真は昨年の6月に解体が終わった頃のマンションの敷地だ。


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近所で大事件(1月9日)

8日の夕方、円山町のホテルで女性の死体が見つかった。ヘリコプターの音が事件を予感させたが、インターネットのニュースに登場。8日の21時の時点でサンケイが総合で1位、朝日新聞が総合で4位、時事通信は社会で2位、総合で6位というランキング。場所が円山町だからということで、多くの人が関心をもったのか。しかし朝刊ではほとんど目につかないような小さな扱いだった。捜査結果は週刊誌が扱うかどうかなのだろうがちょっと気になる。ホテルの名前は公表していたものもあったが伏せていたのが大半。営業に差し支えないよう配慮してか、そもそも誰も知らないホテル名を出すことに何の意味もないためか。いずれにしても近所としては大事件ということになる。
改めてインターネットのニュース全体をチェックしてみると新聞やテレビより情報量が多く、しかも同じニュースを会社ごとに書き方を比較することができることが確認できる。独自取材か記者会見のコピーなのかもわかってしまう。
2月2日からはNHKでも英語放送をインターネットではじめるそうだ。インターネットでニュースを知ることが常識になってきた。でもそんなことはマスメディアではいわないだろう。

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新コタツ文明(1月8日)

駒場Ⅱキャンパスの生産技術研究所教授だった安井至東大名誉教授が、新コタツ文明を提案している。
http://www.yasuienv.net/NewKotatsu.htm

「西欧文明は、セントラルヒーティングのように、無駄は承知の上で全面的にサービスを行うという発想に基づいている。しかし、日本の暖房は、炬燵(こたつ)であり火鉢であった。本当に必要なところにしかサービスを行わない。しかし、ユーザーは十分に快適である。これが究極の省エネ技術の発想である。」ということから、「サービスを必要なことだけに限ること」が新コタツ文明の定義なのだそうだ。空間、時間、方法について必要なことだけをしようという提案になる。
「そんなことされたら仕事がなくなってしまう!」という立場もあるかも知れない。みんなが必要なことだけをすれば、求人が減るし、各人の収入も減ることにもなる。しかし、資源が無限でなく、地球環境の維持ということからも無駄遣いが許されることにはならない。そうなっても困らないような仕事を考えた方がよさそうだ。
たくさん稼いでたくさん使うことを目標とする考えから、収入は少なくても価値ある仕事をすることが大切という文化になるのかも知れない。そもそも大きな収入を期待することが現実的ではない時代になっているともいえる。税負担も増えそうだし。
そこでまず実行できることは交通機関の利用を節約すること。新コタツ文明とはまず身近なところで用をすますことなのではないか。コタツに入ったままの姿勢で何でもしようという無精者の姿が連想される。渋谷WESTが交通機関を使って集まる場所として便利とはいえないが、ここから外に出かける必要は余りないはずだ。駒場キャンパスなどに通う皆さんが魅力的と感じる店が歩いていける範囲にあることを知ってもらえれば、他に出かける必要もないだろう。渋谷WESTはそんな情報を提供するサイトにしていきたい。人は情報により関心を持ち、確認のために距離をものともせずに出かけることは多いのだが。
とはいうものの、コタツにはもう何年も入っていない。先日中国人の留学生に暖房器具は何がよいかと問われたとき、迷わずコタツが安くてよいとアドバイスをしたが、日本人でも今はコタツがどんなものかを知らない人も少なくないのかも知れない。新コタツ文明が受け入れられるのかどうか、今年の傾向の一つとして注目しよう。

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大橋が変わる(1月7日)

中央環状の山手トンネルは平成21年度に首都高とつながる。21年度ということは来年の3月なのだろうが、これまでの長い工事期間を考えるともうすぐだといってもよい。山手通りの歩道などの整備は遅れるのかもしれないが、ともかく車道はすっきりするのだろう。
平成24年度完成予定で超高層ビルの建設が予定されている場所にある、現在も使われているいくつかのビルの取り壊しも1年以内にははじまるはずだ。
氷川神社の並びで建設中のビルは今年の9月に大坂橋横の超高層ビルと同時期に完成し、そこには店舗も入るようだ。
このエリアの工事が完全に終わるまでにはこれから最低4年はかかるわけだが、ともかく今年で一区切りということにはなるのだろう。この1年の間に景色はまちがいなく変わる。変わる前の景色としてここに記念写真を掲載しておこう。


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活動開始(1月6日)

きのうは年始の挨拶だったのか、本格的な活動は今日スタートをしたようだ。あちこちのビルの建設・解体工事が動き出した。家賃収入を期待しているビルは、入居を考えている企業や個人への営業活動をしているのだろうが、このエリアの魅力をどうアピールしているのだろうか。建物や部屋はどこでも大差はないのだが、場所は地域により大きく違う。このエリアのそれぞれの建物には、その場所の特徴を高く評価してもらえる企業や人に入ってほしい。その場所の魅力を的確に説明できるかがポイントとなる。
大坂橋の横に今年の秋に完成するビルには、SBIホールディングスが六本木の泉ガーデンタワーから引っ越してくる。当然目黒区では最大規模の企業となるわけだ。33階建で21階から上は賃貸マンションだから、20階までのオフィスフロアのすべてがグループ会社を集約するSBIホールディングスとそのグループ企業になりそうだ。銀行、証券、生保、損保、リースといった金融企業の本社は日本橋や大手町の近辺という常識が破られることにもなる。
でもこのビルは駅から遠いのが難点。帰りの寄り道の問題もある。従業員の方々にはこれまでとは勝手が変わるので大変だろう。一方、近所の飲食店は今からビルの完成に備えて準備をしておいた方がよい。このエリアへの出店計画も活発になるかもしれない。六本木より居心地の良い職住遊が隣接する街になる可能性は十分にある。高級住宅地の雰囲気を活かした、新しい街のイメージづくりができればよいのだが。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/nfm/news/20080528/521284/


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歌舞伎文字(1月5日)

江戸文字と呼ばれるものに、歌舞伎文字、寄席文字、相撲文字などがあり、歌舞伎文字の勘亭流は1779年に始まり230年の歴史を持つということを知った。http://www.kanteiryu.com/keihu.html
江戸勘亭流の書家による歌舞伎文字が、大坂上バス停前のハニーズカフェで1月末まで、展示されているので勉強したのだ。
凧仕立て、パネル仕立て、アクリルフレーム入りの作品が10数点という展示内容になっている。江戸情緒のある店でもなく、音楽はジャズなのだが、それが独特の雰囲気をかもし出す。どうせコーヒーを飲むなら珍しいものがあった方がいいという向きにはお勧めだ。
ここ数年、ハニーズカフェの正月恒例の展示なのだそうだ。


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渋谷の人出(1月4日)

正月休みの最後の日。渋谷の人出を見に行った。道玄坂上から坂道を下っても人通りはわずか。こんなに人出が少ないものかと思っていたら道玄坂小路の入り口から歩行者の姿が増え始め、109は交差点から入ってくる若い人たちで大混雑の状態。文化村通りも109の方向に歩いて来る人たちが歩道を埋めつくし、その流れに逆らって歩くことはやめた。
渋谷の休日は場所によってこんなにも人出が違うものかということを改めて知ったのだ。道玄坂小路から東急本店に向かい中に入ると、7階の催事場で行われている世界遺産展は混雑していたものの、店内の活気は高級店にはふさわしくないということからなのか落ち着いていた。
ランブリングストリートを歩く人は多かったが、円山町に入ると閑散としていているのはいつもの通り。ただレンタル着物の店には何人もの客の姿あったのが正月らしい。
明日からは休日は静かな場所に人が帰ってくる。にぎやかだった通りは落ち着くことだろう。2009年がいよいよ動き出す。

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議員ブログの新時代(1月3日)

ブログを定期的に書いている議員は少数派だ。選挙で投票する人のほとんどはブログを読むことのない人たちだからその必要性が乏しいのが現実だ。インターネットの普及率の指標を、インターネットで議員の考えを知り、それによって投票する人の比率とすると、日本では数パーセントにも満たないだろう。しかしこの比率は何らかのきっかけで突然拡大する可能性がある。
そのきっかけの候補の一つに身近なニュースを映像で見ることができるようになることがある。会う機会のない人の映像をテレビで見るより、区長や議員の映像を見ている方が現実感がある。ブログで文章を読むのがめんどうでも、映像だとちょっとちがう。そういう意味で渋谷区の栗谷区議のブログは画期的ともいえそうだ。
http://blog.livedoor.jp/kuridoor/

一方でトヨタ自動車がYouTubeを宣伝に積極活用するとのニュースもある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081230-00000002-fsi-ind
赤字決算が伝えられる中、テレビ宣伝の放映料を節約する戦略をとることも十分考えられるだろう。トヨタがYouTubeを積極活用するということになると、さまざまな方面への波及効果ははかり知れない。
そういうわけで、今年はインターネットが、選挙や購買の判断を委ねる場となることが十分考えられる。議員ブログもいよいよ本格化することを期待しよう。

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正月の会話(1月2日)

正月ということで世田谷区在住の一家と会食をした。帰りにゴミの分類をするところで、意見の違いが出た。プラスチックのトレイもそのひとつ。インターネットで調べてみて目黒区と世田谷区との違いを確認できた。世田谷区ではプラスチック類は従来の不燃ゴミから可燃ゴミに変更になっている。目黒区ではトレイ類は資源ゴミだ。
http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/shizen/gomi/katei_sigentogomi/gomihinmokuichiran/index.html
世田谷区には資源ゴミという分類がない。
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00007026.html
ついでに渋谷区を調べると、資源ゴミにプラスチックのトレイ類は入らないようだ。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/env/gomi/gomi.html
ゴミの処分は一様ではない。引越しをしてきた人に理解してもらうのは難しそうだ。同じ東京なのに、なんでそうなるのか、との疑問も多いことだろう。ともかく狭い区界の道路を挟むと、ゴミの捨て方が違うのだということを発見したことになる。

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2009年の渋谷WEST(1月1日)

あけましておめでとうございます。
新年をすばらしい青空で迎えたのに、今年は大変な年だとの暗い見通しばかり。
初詣に行った深大寺の第88代の住職も、丑年だから牛のように坂道でもいつもと変わらぬペースで歩くことだと、苦難の年に向けての心得を説かれた。
それでも渋谷WESTの街では工事中の工事は予定通り進み、H&Mが開店し、道玄坂上のビルや大坂橋の高層ビルには、オフィスに通勤して来る人たちが誕生する。
街としてはきっと良い年になるはずだ。日本経済がおかしくなってもこの地域だけは住みよいまちにしよう、という気持ちをみんながもっていれば、まちは明るくなるだろう。そんな希望を2009年の年頭に抱く。

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