栄通りの拡張へ(11月18日)
Bunkamuraから山手通りにぬける栄通りの拡張は長い間停滞していたが、いよいよ松涛郵便局交差点前の建物が解体されることになった。来週には交差点からの眺望が広がるだろう。今となっては慣れ親しんだ写真の光景が消えていくのが惜しいような気もするが、解体をするからには、本格的な道路工事がまもなく始まるはずだ。
栄通りは駒場キャンパスが駒場農学校として誕生したときから、渋谷駅とキャンパスを結ぶ唯一の道路であり、井の頭線ができる前は栄通りが正門に通じていた。といっても70年も昔の話。
この道が再び脚光を浴びるようになる日も近いわけだが、車の通路というより遊歩道として設計されることを期待する。奇しくも「明日への光」の壁画の公開と同じ日に、栄通りの拡張工事に向けての新たなスタートが切られたわけで、文化芸術の街として渋谷が本格的に動きだす兆しと見たい。

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コメント
上の土地がまだですから、まだまだ時間はかかるでしょうね。
道路一本、大変です。
投稿: 渋谷区議会議員 鈴木建邦 | 2008年11月18日 (火) 23時49分
上がまだですか。
でも山手通り側のように部分的にでも工事をしてほしいですね。
現状では歩きにくいということがあります。
投稿: 管理人 | 2008年11月19日 (水) 08時53分