高層マンションの行方(11月1日)
麻生首相によると日本経済は100年に一度の大暴風雨とか。これまでのさまざまな計画がこの暴風雨にさらされることになるわけだ。日経平均ベースだと1年で持ち株資産が半分になったりもしているのだから、計画中のマンションの価値がどうなるのか当事者は大変だろう。週刊誌等にはマンション価格暴落といった見出しがおどる。
大橋ジャンクションの再開発計画もその渦中にあるようだ。半年後の入居に向けて外観がほぼ完成している地上27階のプリズムタワーの販売も順調ではないらしい。
もう一つの平成24年度完成予定と計画されている地上42階建てのマンションについては、建築者が2回目の公募でも決まっていないそうだ。近々3回目の公募となり、東京都が条件を落とす投げ売り状態と森区議が書いている。http://jcpmkd.jp/html/mori01/2008/20081030224956.html
再開発ビルの建設予定地にはまだ立ち退きの終わらないビルがいくつも残っている状態だ。
ちなみに、目黒区で最高層となる地上45階の中目黒アトラスタワーは来年末入居の予定で販売が行われている。ほぼ同じ時期に完成する、山手通りと246の交差する青葉台3丁目の33階建てビルの上層階は賃貸マンションになるようだ。
世界経済は2~3年は回復しないだろうと見る専門家が多い。目黒区では11月28日から建築物の絶対高さ制限導入の予定で高層マンションがたたなくなる。渋谷区の富ヶ谷でも地上27階の高層マンションの計画を認めないとの決定がされている。そうでなくとも高層マンションに資金を投入することが難しい時代になったのかもしれない。高層マンションに希少価値が出てくるだろうか。
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