代官山と渋谷WEST(10月13日)
11日、12日にヒルサイドテラスで開催された猿楽祭代官山フェスティバルの最後のイベント、シンポジウム「西渋谷台地から代官山を考える」を聴講した。代官山ステキ総合研究所の主催で、講師は建築家で渋谷コモンというホームページで、渋谷駅周辺の再開発についての提案をしている渡辺徹さん。建築家で慶応義塾大学准教授の小林博人さん。そしてレストラン代官山花壇の佐藤雄紀さんといった方々。
西渋谷台地の上にある旧朝倉邸から崖線を目黒川に向かって下り、目黒川沿いに歩いてから西郷山公園に上がって旧山手通りを代官山方向に歩くという回遊路の提案となった。その肝となるのが、現在利用内容を検討中の上目黒一丁目のキングホームズ下にある土地ということで皆さん同意した。中目黒と代官山を結ぶ重要な場所となるわけだ。
この構想には、代官山が渋谷区で崖の部分から下は目黒区という行政区分の違いという難しさがある。人の交流が活発になることが鍵になりそうだ。
渋谷WESTは代官山エリアに隣接する渋谷区と目黒区にまたがるエリア。駒場はそっとしておいてくれといわれそうな雰囲気ではあるが、東大駒場キャンパスの地域社会への拡がりということからすると、駒場・松涛・神泉・円山町の一体性が出てくるはずだ。代官山とは一味違う、大学のある坂と路地の国際的な町として意識されるようになることを期待している。
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