« そば屋のメニュー(10月2日) | トップページ | こまばの祭り(10月4日) »

大橋ジャンクションの屋上公園(10月3日)

昨夜大橋ジャンクションの屋上に公園を作るにあたっての検討会が開催され、傍聴した。一般傍聴参加可能ということで、町会などの掲示板に掲載されていたのだが、傍聴者は駒場の住民4名のみ。今回は2回目ということだったが、一番心配されているのは東山3丁目の住宅が丸見えになってしまうということ。そのため「眺望・くつろぎの場」という表現が前回の検討を受けて「散策・くつろぎの場」に変更された。大橋ジャンクションからその名の通り、東側の山の斜面になっている東山では、屋上公園からの視線リスクがあるということでマンションの売れ行きにも影響が出ているほどで、眺望については認められないとの意見からだ。
検討メンバーからは、木を植えるとすれば、枝が風で飛んで最高で地上35メートルのところから下に落ちる心配はないのかとの質問もされた。ビル風もあるはずだ。雨水がどう流れるのか、ということも懸念材料となっている。初めはめずらしいからのぞく人がいるだろうが、長期的に利用者がいるものか、との意見もあった。
公園にするのは公園面積を増やしたい、屋上緑化は地球環境のことを考えて必要だ、という行政の立場からのようで、内容はともかくとして公園にすることは決まっているらしい。
地上7メートルのところから地上35メートルのところまで、同じ傾斜で上るか下りるかという公園で、しかも途中の出入り口が、地上16メートルのところに一箇所あるだけ。
「そもそも屋上に公園が技術的に作れるのですか?」という質問に対しては「専門家ができるというのならできるのだろう」との意見があった。
一番の問題は公園としての管理費用をどこまで見込むかということではないか。カネさえかければ技術的に可能なことは多い。道路特定財源が一般財源化すれば、どうなるか、など課題は多い。住民側から積極的に公園ができることに期待する意見は聞かれなかった。

公園になった場合のメンテナンス費用に関するリスク責任を目黒区がもつことになるのかどうかがで、目黒区議会での議論になるのだろう。
世界に例のない傾斜するループ状の屋上公園。その技術をドバイなど世界に売り込む立場からすると是非とも実現したプロジェクトではあるのだろうが、そのために税金をどれだけ食うのかの説明がまず必要だ。誰がどれだけ受益して、それに対して納税者の納得が得られるのかどうか。
区民農園にでもして区民に緑の管理してもらい、その利用料を管理費にあてるなどしてまかなえればよいのかもしれないが、屋上農園はコストも高そうだ。傾斜を利用して棚田のようにすれば独特の景観ができるが、やはりコストとの兼ね合いだろう。
いずれにしても、一般の公園とは違う管理費のかかる大型設備ということから、公園といういより箱物として位置づける方が分かりやすいかもしれない。

なお、検討会の構成メンバーは、菅刈住区住民会議、駒場住区住民会議、東山住区住民会議、上八町会、駒場町会、氷川台町会、上八北自治会、東山三丁目自治会、大橋一丁目地区再開発協議会、おーぷんすぺーす活用検討会、大橋一丁目周辺地区しゃれた街並みづくり準備協議会、池尻大橋駅前商店会、目黒区。座長は上八町会長となっている。

|
|

« そば屋のメニュー(10月2日) | トップページ | こまばの祭り(10月4日) »

青葉台・大橋」カテゴリの記事

コメント

事実上、エレベーターで公園へ行ける隣接マンションの住民専用ですね。
また、豪邸の広大な庭の植木に緑化助成金が出ます。

投稿: 目黒のまんま | 2011年10月24日 (月) 01時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/536622/24218320

この記事へのトラックバック一覧です: 大橋ジャンクションの屋上公園(10月3日):

« そば屋のメニュー(10月2日) | トップページ | こまばの祭り(10月4日) »