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2008年10月

池がなくなった(10月31日)

東大駒場キャンパスの炊事門に近い一二郎池とも呼ばれていた池の水がなくなった。池をきれいにして散歩道を作り、9月にはその工事が終わる予定と5月頃にはホームページで発表されていたのだが、どうなったのだろう。水源にでも異常があったのだろうか。
池の水は空川の暗渠を通って目黒川に注いでいた。中央環状新宿線の山手トンネルの工事により、地下水の遮断があったことは想像のつく話だ。そうでなくとも地下水の状態など分かるものではないかも知れない。
工事のため水の湧出を抑えているのかも知れず、この工事の遅れが何を意味しているのか知るよしもないが、無事池の水が現われることを期待したい。


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町会掲示板(10月30日)

各町会はその地域内に掲示板を持っている。目黒区や渋谷区の広報の場としても利用されるよう掲示板そのものは自治体で提供しているのだが掲載は各町会で行う。掲載の許可は町会長によるが、実際に掲示するのは掲示板ごとに担当者が決められている。そうはいってもそのルートでは時間がかかるので、掲示物の責任者が自ら掲示することも少なくない。
そんなわけで、11月17日に開催する目黒法人会第1支部の研修会の案内を駒場町会の掲示板に掲示してきた。松見坂交差点から東大駒場Ⅱキャンパス正門までの間にある駒場町会の掲示板20箇所に貼ろうと準備したのだが、掲示板の管理がさまざまだということが分かった。古い掲示物がそのままになっていて、新しいものを貼るスペースのないところもある。税金で作られた大きな公共ポスターが限られたスペースを占拠してしまうのは問題ではないか、と思ったりもした。貼ることはできても撤去となるとやはり掲示板の責任者がしなくてはならないのだろう。管理の行き届いているところとそうでないところとの差もあるようだ。
地域の情報のほとんど唯一といってもよい町会掲示板が、もっと関心をもたれるようにしたいものだ。もちろんホームページがその機能を果たせるようにはしていくのだが。

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区民と区長のまちづくり懇談会(10月29日)

先日紹介した、北部地区を対象とする区民と区長のまちづくり懇談会が、東山社会教育館内のスペースで開催された。参加者は町会等地域組織の役員が15名前後、一般住民が30名弱、目黒区職員が20名弱といったところか。目黒区民のまちづくりについての関心がどんなところにあるのかという意味で参考になる。
懇談会で出たまちづくりに関係のある意見と区長の回答を以下にすべて記す。
①池尻大橋の駅の出口が狭く危険だと思うが改善できないか。
→ 非常口をつくる計画になっている。
②西郷山の景観が破壊されないよう景観法による規制はできないか。
→ これまで景観は軽視されていた。29日の都市環境委員会で答申のある予定。
③自転車で走行するときに段差が危険だ。
→ 区内全域を調査することは困難だが、具体的な場所を教えてほしい。
④中目黒駅の山手通りの渋谷寄りに改札口がほしい。
→ 東急電鉄に要求したが、ホームが狭く用地買収をしないと拡幅ができないので無理との結論が出たと聞いている。
⑤目黒川沿いのオートバイの駐車が気になる。
→ オートバイは法制上の問題で目黒区で対処できないが、警察と共同で対策を検討する。
⑥カラスにエサをやる人がいるが、規制できないか。
→ 猫にエサをやることについての対策は他の自治体でも検討されているが、カラスも今後の検討課題とする。
⑦東山に公園ができたが、タクシーの運転手が仮眠をとる場所になっている。
→ 他の場所でもそういう例があり、検討課題とする。
⑧都の下水施設が中目黒の地下にできたが、目黒川との接続がまだのようで、水害の不安が残る
→ 東京都に確認する。
⑨樹木を残すような規制はできないか。たとえば駐車場に木を1本残すとか。
→ 財産権の問題はあるが、80センチ以上の径のある樹木については事前協議をする制度を作った。それにより該当する樹木18本中12本が生き残った。
⑩目黒川の遊歩道が山手通りで途切れてしまうが連続性を保てないか。
→ どこの場所なのかが分からないので後で教えてほしい。
⑪歩道の雨水を吸収するような工夫はできないか。
→ そうした舗装をしているところもある。
⑫植木鉢が5軒まとまると配布される制度を教えてほしい。
→ 5軒まとまると初年度に配布され、年間1万円が助成される。3年以上継続してほしい。

その他の意見として以下のものもあった。
①自ら地域をきれいにすることで世代を超えた交流が生まれるようにしたい。区民の自主的な活動とそれによる人のつながりに目を向けてほしい。
②消防団の消防訓練に区の公園が使えるか、避難所の責任者は校長でよいのか、大規模災害の折、避難所にペットを連れ込まれた場合の訓練も必要か。
こうして書いて見ると、一つ一つの細かいことの積み重ねがまちづくりなのだ、ということを感じる。テレビのニュースにはならなくても大事なことは多い。
気になったことは、冒頭目黒区の特徴ということで紹介されたさまざまな指標の中として示された目黒区の人口ピラミッドで一番人口の多い年齢層の発言がなく、出席もわずかだったことだ。その年齢層は区民意識が乏しいのかもしれないが、ホームページを工夫することにより、若い人たちの声が共有されることも期待したい。
11月1日土曜日の午後3時から午後5時まで、目黒区役所で同様の懇談会が開催される。

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うなぎ屋(10月28日)

うなぎ料理を専門にする店は江戸時代からあったそうだ。江戸の名物は寿司、天ぷら、うなぎ、ともいわれていて、古典落語にも鰻屋という題の演目があるほどだ。地方にいくと「寿司・うなぎ・天ぷら」という看板で営業する店が普通のようだし、東京でもそんな店もあるのだが、都心部となるとうなぎ専門の有名店が目立つ。うなぎの蒲焼はその道一筋という職人が作り、秘伝のタレが自慢だったりして、店ごとに味に微妙な違いのあるものだ。うなぎの蒲焼なら買ってきて家で食べればよい、という考えもあるし、出前が主という店も少なくないようだが、会食の場としてうなぎ屋という選択もあるだろう。
渋谷WESTのうなぎ屋は4軒。栄通りから円山町に入る最初の道、円山坂の入り口にある日本家屋の「大和田」と、旧山手通りの「いちのや」が靴を脱いで座敷に上がる本格派。注文してからうなぎが出てくるまで、大和田で30分、いちのやでは40~50分、待つ覚悟が必要とされる。道玄坂上の渋谷ファーストプレイスビルの向いにある第18宮廷マンション1階奥「うなぎ藤川」では1100円からうな重が食べられ、旨くて安いと評判。しかも頼んでから10分ほどで出てくるそうだ。
駒場東大前駅西口から駒場野公園に向かう踏み切り横の「宮川」は入り口は地味だけれど、ホームページではしっかりとアピールしている。鹿児島県大隈産のうなぎを自家の井戸水で生かしているというから本格的だ。来店より出前を主にしているのかもしれない。駒場ⅠキャンパスとⅡキャンパスや大学入試センター、NTTデータ研修所への配達には最適な立地でもある。
見た目ではほとんど変わらないうな重でも、その味にこだわれば奥の深いものがあるのだろう。

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お祭が続く(10月27日)

10月5日に“こまばのまつり”があったのだが、11月2日、3日には第31回ふるさと渋谷フェスティバルが開催される。会場は代々木公園B地区とCCレモンホール。代々木公園B地区では先週はベジタリアン・フェスティバルが行われていた。休日行けば何かをやっている場所だ。そんなさまざまなお祭りの中で、ふるさと渋谷フェスティバルは渋谷区民の日ごろの活動を発表する場というと分かりやすそうだ。詳細はこちらから。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/city/news/20081015/tokushu.html
11月22日から24日までの3日間は東大の駒場祭。一見同じような屋台がたくさん並ぶお祭りなのだが、教室に入ると東大の先生による公開講座と特別講演会に加え、外部からの講師によるさまざまな講演も行われる。ホームページのメニューで企画検索をクリックすると面白そうなものが結構あるものだ。
雇用不安とか売り上げ減少などの心配ごとが出てくる世の中で、お祭りどころではない、という空気でもあるが、これからの世の中を考える機会として、駒場祭は有意義かもしれない。
http://www.a103.net/komabasai/59/visitor/index.html

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目黒区まちづくり懇談会(10月26日)

10月28日(火)18時30分から20時30分まで、東山住区センターで北部地区を対象とする目黒区まちづくり懇談会が開催される。また11月1日(土)15時から17時まで、目黒区役所で全区を対象とする同様の懇談会が開催される。「平成22年度を初年度とする新たな基本計画への改定に向けて、目黒区をさらに住みよいまちにしていくための、これからの施策やまちづくりについて、区民の皆様のご意見を区長が直接伺い、懇談します。」というものだ。参加申し込みは28日、北部地区サービス事務所 電話番号 03-3496-0085、1日、区民の声課 電話番号 03-5722-9416 まで。

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アート創作の舞台裏(10月25日)

10月11日から12月7日まで、東大駒場博物館で『behind the seen アート創作の舞台裏』と題する展示をしている。篠原猛史さんと小川信治さんの2人のアーティストの作品制作の過程を見せることで、アーティストの心の中まで見てしまおうという企画によるものだ。展示だけでなく、24日には高校生のための金曜特別講座で篠原猛史さんの講演。続いて、博物館内のギャラリー・トークとして、今日25日は篠原猛史さん、11月8日は小川信治さんのお話がある。更に11月29日には「熟達者の表現を支えるもの」と題するシンポジウムも開催される。
昨夜聞いた篠原猛史さんの講演では、マルセル・デュシャンの『大ガラス』という作品を若い時にフィラデルフィアで見て強烈な影響を受けたとのこと。その作品を再制作したものが世界に何点かあるのだが、その一つが駒場博物館に常設展示され、無料で見ることができるというのはすごいことなのだそうだ。マルセル・デュシャンは1887年生まれの、20世紀の美術に最も影響を与えた作家の一人らしい。巨大な作品なので目立つのだが、これまで気にとめてもいなかった。これからは敬意を払って鑑賞することにしよう。
詳細は以下で。
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exihibition.html#seen

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夜の和定食(10月24日)

昼間は居酒屋やダイニングバーがどこも定食メニューを用意している。夜になるとそうした店はアルコールが主役となって、定食など食べられないのが普通だ。酒なしで夕食をするには蕎麦屋か中華料理屋にいくことになる。牛丼屋もそんなニーズに対応しているのかもしれない。それでも酒無しで和食を食べたい、ということもある。東大前商店街の菱田屋はそういう時に理想的なのかもしれない。
これまでそんな店がなかった神泉・円山町界隈に、この8月「定食サトウ」が開店した。小料理屋のような雰囲気なのだが、定食屋として夜でも魚と肉の定食を出す店だ。主菜の他に玉子焼き、豆、つけものなどの副菜が小皿に数点つく。周囲に居酒屋の数は多いけれど、一人で静かに和食を食べたいとき、特に便利な店だろう。菱田屋ほど食事の種類はないが、落ち着ける店といえる。

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庶民的な店(10月23日)

麻生首相がホテルで食事をしたり人と会ったりしていることが庶民感覚から離れているとメディアがあおっているようだ。庶民感覚がどういうことなのかは理解に苦しむが、確かに庶民的な店というイメージの店があり、ホテルがそれに当たらないことは事実だろう。
庶民的な店のイメージとして思いつくのは、客席のスペースが狭く別のグループとの距離がゼロであること、料理は家庭料理に近いこと、多少下品な振る舞いも許されること。などなど。そうした店では、総理大臣はもちろん、少なくともメディアを通じて顔を知られた人たちならば、誰もくつろげないはずだ。
それはともかく、「庶民的な店」と表現するのがふさわしい店としてまず思い浮かべるのは、カウンターの中で女将さんが一人で料理を作っている居酒屋だ。蕎麦屋やラーメン屋なら、値段が安くても庶民的な店という言葉はなじまない。同じような料理を食べて、高級店と較べ半額以下の値段なら庶民的といったことになるのか。洋食よりも和食の方が庶民的なイメージに合う。お酒もカクテルやワインより日本酒や焼酎の方が庶民的だ。外国人の多い店も庶民的とはいわないだろう。駒場キャンパス内のイタリアントマトも庶民的なイメージからは遠いように思う。音楽喫茶のライオンなんかも庶民的ではないのかもしれない。
マスメディアが庶民感覚を総理大臣に要求する時代の空気に問題はないのだろうか。

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駒場で落語(10月22日)

駒場の住区センターで開催された、駒場住区住民会議福祉部会主催による落語の会を聞きにいった。和室を2部屋使っての高座で落語を2席。2ツ目の入船亭遊一さんが前座を勤め、その後で師匠の入船亭扇遊さんが高座で話すという内容。
お二人とも駒場在住で、その他にも落語家が住んでいるのだから、駒場は落語家の街でもある。あいにく老人会の旅行と重なったということではあったが、多くの女性高齢者で会場が埋められた。平日の昼間なので、60歳未満の人の出席が難しいのはやむをえない。
いずれにしても、こんな落語が無料で楽しめる機会のあることはありがたい。なんでもそうなのだが、テレビではなく生の方がいいに決まっている。笑いすぎて腹筋を傷めた人もいた。
インターネットの時代、落語協会のホームページで寄席の案内が見れる。http://rakugo-kyokai.or.jp/
落語家もブログを書いているから、たまにはチェックすることにしよう。入船亭遊一さんのブログを渋谷WESTサイト内のリンク集「渋谷WESTの人たちから」でチェックできるようにした。
http://blog.goo.ne.jp/i-yuuiti

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中央環状線山手トンネル(10月21日)

昨年末に開通した中央環状線の山手トンネルを初めてバスで通行した。日曜の朝と月曜の夕方の通行だが、共に渋滞はなく快適だった。高速道路の外の景色というのはトンネルだろうが、何だろうが、自分で運転していなければ気にならないものだ。
平成21年度中には山手通りの地下を走り大橋ジャンクションで首都高速渋谷線と合流し、東名へとつながる。更に平成25年度には湾岸線の大井ジャンクションまで開通する計画で、工事がはじまっている。開通すると都心の渋滞が緩和され、さまざまなルートで通行の所用時間が短縮されることによる経済効果が実現できるというのがうたい文句。経済効果はさておき、運転しない立場からすると、列車の旅がバスの旅に置き換わる可能性の方に注目したい。かつて北の玄関であった上野駅が、今や見る影もなくなっていることには18日にもふれている。中央環状線により新宿や渋谷が北関東や東北地方と直結されるため、バスのルートもこれまで以上に拡充されるだろう。平成27年度を完成予定とする新宿駅南口の高速バスターミナルができる時には、交通手段が大きく変わっていることになりそうだ。
それはともかく、中央環状線を走るバスから眺めた荒川沿いの夜景はなかなか魅力的だった。東京に来た、東京に帰ってきた、と感慨にふける景色なのかもしれない。

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セイタカアワダチソウ(10月20日)

日曜・月曜と1泊旅行をしてきた。目的は原子力発電所と火力発電所の見学。
福島県の太平洋沿岸で常磐自動車道の終点となる富岡町から茨城県との県境の勿来まで、東京電力の福島第2原子力発電所、広野火力発電所をはじめ、常磐湯元温泉、小名浜港、勿来関などを見学するという盛りだくさんのスケジュールだった。
常磐湯元温泉の温泉の質がよいこととか、勿来関跡の場所に最近できた寝殿造りの建物が本物より豪華ではないのかなど、肝心の発電所のこと以外にも話題にことかかないのだが、ここではそんなことはすべて省略。渋谷WESTには関係がないから。
2日間の旅行の多くの時間はバスに乗っていたのだが、車窓から眺めの印象は、常磐自動車道が緑豊かな無国籍な眺望が続く道だということになる。それとこの季節の特徴として、セイタカアワダチソウの黄色の花がいつも目に入っていたということ。白いススキとさまざまな植物の緑の中で黄色のアクセントが一面に広がっていた。
セイタカアワダチソウは場合によっては駆除の対象となる雑草なのかも知れないが、その生命力のすさまじさには感心をするばかりだ。自動車道路に沿ってどこまでも黄色の花を見渡すことができた。これに匹敵するほど多くの花が目に付く植物は春の菜の花くらいか。にもかかわらず、セイタカアワダチソウはその名前すら知らない人が少なくないようで、話題になることもない。渋谷の近辺でも群生こそしてはいないものの、目にすることはできる。ただし雑草として抜かれてしまうことが多いのかもしれない。勝手にはびこるものは嫌われるようだ。
写真はWikipediaから借用した。


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渋谷発の夜行バスで函館へ(10月19日)

青函トンネルが開通したのが1988年。それに伴い青函連絡船が廃止になった。
その後青函連絡船の乗り場の跡は、津軽海峡冬景色の歌がエンドレスで流れ、かつての連絡線が博物館となっていた。そして、2007年9月に大型高速フェリーが青森函館間に就航した。青函航路が復活し、それにより、渋谷発の夜行バスが函館まで運行されるようにもなった。渋谷マークシティ発21時45分の高速バスで青森に7時53分に着き、高速フェリーに10時に乗って函館着11時45分というものだ。片道12000円だから安い。しかし燃料費の高騰などの影響もあり、巨大な赤字を抱えたため、1年でフェリーの運行の休止が決定され、今月一杯で運休になる。
http://www.higashinihon-ferry.com/natchanrera/渋谷から函館までの高速バスが1年間だけ運行していたということが伝説になってしまうのだろうか。

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ああ上野駅(10月18日)

上野駅にいってきた。
1964年の♪♪どこかに故郷の香りをのせて、入る列車のなつかしさ、上野は俺らの心の駅だ♪♪の「ああ上野駅」のころはもちろん、1977年の♪♪上野発の夜行列車、おりた時から、青森駅は 雪の中♪♪の「津軽海峡冬景色」が流行したころまで、上野駅は東京の北の玄関だった。1980年代に東北新幹線が整備され、1988年には青函連絡船も廃止され、更に高速バスによる旅行が普通になっていくにつれて、上野駅は東京の中でも目立たない駅になっている。東北方面からの新幹線も東京駅に直行だし、高速バスも新宿・池袋行きが多いようだ。
現在、昔からの姿をとどめる駅舎正面の巨大な歩道橋ばかりが目立つ。上野駅を降りたにしても、そのまま電車を乗り換えていく人がほとんどだから、駅前の光景を見る人は少ない。上野公園下のレストラン聚楽は閉鎖されたままで、賑わいがなくなっている中、アメ横だけは中国人などの観光客で賑わっているようだ。アメ横センタービル地下の食品店の経営者は韓国系、中国系が多いそうで、外国語が飛び交っている。焼肉の材料や数多くの輸入調味料が置いてあり、業者も買いにきているのだろう。
銀座線の終点の浅草は元気が出てきているようだが、上野は忘れられた街のようでもある。上野・湯島・本郷にかけては多くの文学作品の舞台でもあったようなのだが。

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暗黒の木曜日(10月17日)

1929年10月24日は暗黒の木曜日と呼ばれている。世界恐慌がこの日に始まったとされる日だ。今月10日に大きく株価が下落し、週が明けて回復の兆しが出たのもつかのま、16日の木曜日には日本では史上2番目の下落率となった。
暗黒の木曜日の再来とならないことを願いたいが、木曜日の午後8時過ぎに、道玄坂から円山町にかけて街を歩いてみると人出は少なく、飲食店はどこも客がいても1人、2人という状態。投資信託を含め、株式を持っている人は資産を減らしているたわけだし、企業の業績見通しも真っ暗なのだから、とても夜の街で時間を過ごすような気分にはなれない。
それに較べると東大前商店街の飲食店には客が多く元気だった。ビジネスの世界に直接関係のない東大の大学院生や職員なのか。生活に密着しているということもあるのだろう。
不況はタクシーの利用が目安になると言われるが、遠方からの客を期待するような飲食店も景気の影響を大きく受けそうだ。
そんな中、どんな仕事が景気がよいのかということで思いつくのは、近郊の農家。庭先で取れたての野菜を売っているのだが、無農薬の上に市場価格に連動させているとはいえ、流通コストがないので安い。食の安全がますます心配されるようになっている折、値上げしても売れるだろう。野菜の自給も増えそうで、それに関連する商売は繁盛するかもしれない。

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研究所にあるレストラン(10月16日)

日本民藝館の向かいには東大の生産技術研究所の巨大な建物があって、その入り口にレストランのメニューを手書きで紹介する看板が出ている。今年5月にオープンしたイタリアレストランカポ・ペリカーノ駒場店が暗い門をくぐって中庭に出た左側の建物にあるのだ。
レストランは天井が高く、室内の広々とした空間と、ガラス窓の外の整然とした眺望は心地よい。まち中や一軒家のレストランと違うのはもちろん、都心のホテルにもない雰囲気を楽しむことができる。視界に入るのは研究所の建物ばかりなのだから。
ランチは11時から15時、ディナーが18時から22時まで。手頃な価格でしっかりしたイタリア料理を味わえる。
駒場公園の散策と日本民藝館見学のコースの中に加えるとよいかもしれない。ただ日曜・祝日は休みなので、その場合には庭園と雑木林を眺めるルヴェソンヴェール駒場で、ということになるのだろう。


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駒場・上原のハロウィーン(10月15日)

ハロウィーンはアイルランドのお祭りに起源があるそうだが、日本でその習慣が行われるようになったのは1990年代からのようだ。最近は花屋の店頭に大きな黄色いカボチャが目立つので、ハロウィーンを楽しむ人たちが少なくないのだろう。
駒場公園の正門に近いコスモス通りでハロウィーンのイベントが行われるのは10月25日(土)の午後5時から7時にかけて。主催者はないそうなのだが、問い合わせ先は花の木屋という花屋さんになっている。
「トリック オア トリート」といってハロウィーンのマークが貼ってあるお宅で、子供たちがお菓子をもらうというもの。仮装をして楽しむそうだ。
東大の駒場キャンパス沿いに、線路からコスモス通りに向かう道にはハロウィーンの飾りつけをしたお宅が目立つ。飾りつけをしたお宅がすべて子供たちに対応するわけではないらしいが、趣向をこらした装飾は10月の風物詩にもなっている。


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カフェ・ファーファ(10月14日)

踏み切りを挟んで駒場野公園が見えるところにカフェ・ファーファが5月30日にオープンしている。その前にも同じような雰囲気の店があり、それほど気に留めていなかったのだが、先日ふと入ってみた。
メニューを見るとインドのチャイとハーブティーの種類が多い。値段も600円以上という本格派。
チャイとはインドで紅茶のことをいうのだが、紅茶とミルクを一緒に沸かすという造り方で、普通のミルクティーとは味が違う。インドレストランではあたりまえのものとはいえ、喫茶店のメニューで見たのは初めて。民藝館や駒場公園の帰りに寄る人たちや、駒場4丁目の住民の社交場なのだろうか。すぐそばにコロラド、DORAと喫茶店が並ぶ中で、コーヒーではなくチャイやハーブティーを選べることは魅力的だ。
椅子がクロアチア製の教会用のものであるとか、水晶などを販売しているとか、カードリーディングというサービスがあるとか、かなり個性的な店といえる。チャイの器も抹茶の茶器のようで、量はたっぷり。食事はオムレツキーマカレーが名物らしい。
ブログを見ると店の雰囲気がよくわかる。チャイが好きな人にとってはありがたい店だ。
http://cafefarfa.exblog.jp/


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代官山と渋谷WEST(10月13日)

11日、12日にヒルサイドテラスで開催された猿楽祭代官山フェスティバルの最後のイベント、シンポジウム「西渋谷台地から代官山を考える」を聴講した。代官山ステキ総合研究所の主催で、講師は建築家で渋谷コモンというホームページで、渋谷駅周辺の再開発についての提案をしている渡辺徹さん。建築家で慶応義塾大学准教授の小林博人さん。そしてレストラン代官山花壇の佐藤雄紀さんといった方々。
西渋谷台地の上にある旧朝倉邸から崖線を目黒川に向かって下り、目黒川沿いに歩いてから西郷山公園に上がって旧山手通りを代官山方向に歩くという回遊路の提案となった。その肝となるのが、現在利用内容を検討中の上目黒一丁目のキングホームズ下にある土地ということで皆さん同意した。中目黒と代官山を結ぶ重要な場所となるわけだ。
この構想には、代官山が渋谷区で崖の部分から下は目黒区という行政区分の違いという難しさがある。人の交流が活発になることが鍵になりそうだ。
渋谷WESTは代官山エリアに隣接する渋谷区と目黒区にまたがるエリア。駒場はそっとしておいてくれといわれそうな雰囲気ではあるが、東大駒場キャンパスの地域社会への拡がりということからすると、駒場・松涛・神泉・円山町の一体性が出てくるはずだ。代官山とは一味違う、大学のある坂と路地の国際的な町として意識されるようになることを期待している。

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ダイニング・バー(10月12日)

ダイニング・バーというのは和製英語なのだろうか。ちょっと検索してみたが英語での使用例はみあたらなかった。
飲食店の分類にはいろいろあるが、洋風居酒屋とダイニング・バーは同じと考えてよさそうだ。コース料理を主体とするレストランや、ほとんど食事が取れないバーとは違って、ビールやワインを飲みながらその店ならではの料理を楽しむというもの。普通の居酒屋のように日本酒を楽しむというわけにはいかないが、焼酎なら各種そろえている店が多い。開花屋のように雑然とした店や、PIN PON PANのようにちょっと気取ったところなど、雰囲気も料理の内容もさまざま。食べたことのない料理を見つけることもよくある。お決まりメニューの方が安心という人には難しいのかもしれないが、渋谷WESTに多いのがこのダイニング・バーというタイプの店だ。渋谷WESTには大きな店がないのだけれど、その中でも比較的席の客数の多い店を地図に並べてみた。


大きな地図で見る

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食事はどこで(10月11日)

渋谷WESTには会社や学校が多い。そこに通う人たちはもちろん、訪問する人たちが夕食をする場として渋谷WESTの店がどれだけ利用されているだろうか。渋谷マークシティや代官山だとガイドブックなどで探すことができるのだが、渋谷WESTだとその対象外だ。だから店は目立たないので「隠れ家」と呼ばれたり、自称したりということになる。
仕事の帰り道、仲間と会食、お客さんを接待という目的で夕食をしようというとき、渋谷WEST内のお店が便利でよい、ということもあるはずだ。渋谷の喧騒を離れた場所で食事ができるにこしたことはない。
そんなニーズに応えられるよう、エリア内のすべての店を地図と共に一覧できるように準備中だ。夕食なら、レストラン18軒、ダイニングバー31軒、和食店14軒、居酒屋27軒、鮮魚料理店6軒、焼肉店10軒、焼き鳥屋10軒といった中から選べる。候補となる店の名前さえわかれば、詳細情報は検索することにより、口コミ情報と共に知ることができる。高級店から格安の店まで、選択の範囲が広いのもこの地域の特徴だろう。渋谷WESTの外で食事をしていた人たちに、近所の店に親しんでもらうと共に、遠方の人たちが、この街の魅力を知ることができるようなものにしよう。

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高層建築の黄昏(10月10日)

9日の東京新聞にこんな記事が出ていた。
「目黒区が良好な住環境を守るため十一月に絶対高さ制限の導入を目指す中、都は八日、その制限を大幅に超える高層マンションの建設に必要な特例の申請を不許可とした。これにより、高層での建設は事実上困難になった。周辺住民や区の意見を総合的に判断した都建築審査会が申請に同意しなかったのを受けての措置。審査会の不同意は少なくとも二〇〇五年度以降はなく異例という。」

今から40年ほど前、高層建築の建設にあたり東京都で論争があった。皇居の前だからということなのだが、その時のいきさつが『ミカドの肖像』という書物に書かれている。東京海上ビルが当初の計画128メートルから100メートルからわずか30センチ足りない高さに変更されるまでのさまざまなエピソードだ。
東京海上ビルの建築確認申請が東京都に提出されたのは昭和41年10月。「その計画が難航したのも、ビルの高さが当初の計画より低く押さえられたのも、すべて“空虚な中心“から発する奇怪な電波によって引き起こされた結果であった」として「天皇をめぐる不可視の禁忌」の事例としてこの問題は取り上げられている。
「建築阻止の電波がどこから発信されたのかはともかく、前期はおもに美観論争という名目の衣を着せられ、マスコミを巻き込んで展開されていった。後期は法律論争として、また、東京都から政府レヴェルまでグレードが上げられ、不本意な解決に導かれていく。」建築確認申請提出の3年前、昭和38年7月に、建築物の高さ制限の廃止などを盛り込んだ建築基準法の改正が行われていて、東京都が提出しようとしていた美観条例がそれに違反するということで取り下げられていたということもあったそうだ。
「色あせたレトリックでしかない」意見として紹介しているのは、東大総長になった林健太郎のもの。「シャンゼリゼーの通りに一つだけ30階のビルが建つことを想像してみるがよい。その建物自体がいかに美しくとも、シャンゼリゼーの美しさは失われるのである」というものだが、今では逆に多くの共感を呼ぶのではないか。美観条例の都議会への再提案について、公明党は「再提案は混乱を招くだけだ」。社会党は「美観保持には賛成だが、高さ制限は問題」。自民党は「十分各党との調整をつけたうえで出すべきだ」ということだったらしい。美観のために規制が必要という都側の一般委員の多数意見に対して、建築家委員が激しく反対に終始したともある。それからも問題は難航し、東京海上の社長は昭和42年11月佐藤栄作首相を訪れることになる。佐藤首相が高層ビルに反対しているらしいとの話を聞いたからだ。その時の会話として、「総理、どうして、そんなにいかんですか」と食い下がったところ、「いや、わしゃ、好かん。高いのは嫌いだッ」との答えだったそうだ。
結局この問題は東京海上が100メートルから30センチを切ったところに設計変更したことで解決を見ることになった。そして皇居に対するタブーを犯したことが原因であることを示唆してこの章を結ぶ。「眼下に見渡す“空虚な中心“は、一面緑の塊だった。天皇の住まいは、森のなか、わずかに屋根の一部分が視えたにすぎない。遠く新宿副都心の高層ビルが霞んでいた―――」と。

『ミカドの肖像』の著者は猪木直樹副知事。1986年に単行本として発表されてから20年がたち、高層建築を推進する時代から規制を必要とする時代に変わっている。美観の立場から40年前に高層建築に反対した人たちの考え方は現在にも通じるようだ。絶対高さ制限は今でも建築家にとってのタブーなのだろうか。

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昭和の寿司屋(10月9日)

渋谷百軒店では狭い街に昔からの寿司屋が3軒も残っているというのが商店会の自慢の一つ。昭和時代からある寿司屋のカウンターで出される寿司は、回転寿司やデパ地下で売っているものとは違う。ただ、後者を「刺身のせ酢おにぎり」と呼ぶ漫画家もいるほどの違いはどこにあるのだろうか。
握り寿司がハレの日の食事であった時代がある。レストランなどなく、蕎麦屋や食堂と呼ばれた店のあったころだ。今でも地方に行くとそんな時代のなごりを感じる。ちなみにそのころにはラーメン屋すらなかった。出前の寿司を近所の寿司屋からとり、料亭を別にすれば、接待も寿司屋ですることが最大のもてなしだったのだろう。
百軒店に3軒の寿司屋が残っているのは、円山町の料亭の代わりに利用された店の名残かもしれなし、寿司屋の時代の渋谷の中心が百軒店だったからなのかもしれない。
しかし今、昔ながらの寿司屋の数は減っている。出前が宅配寿司屋に代わり、数百円で買える寿司がスーパーに並ぶようになっているからだろう。回転寿司も回転させずに注文を聞いてから握り、立ち食い寿司も椅子がないだけで、食べるものは普通の寿司屋とそれほど変わらない。ネタの質はともかくとして、トロ、ウニ、赤貝、タイといった具合に注文するものは同じなのだ。だから一般の人を相手にしていては昭和スタイルの寿司屋はなりたちにくくなっている。
寿司の人気がなくなっているわけではない。さまざまな料理の並ぶ立食パーティではいつも寿司が一番の人気だし、マークシティの寿司屋にはいつも長い行列ができる。ただ、寿司屋の雰囲気や上質のネタにその対価を払いにくくなっているということなのだろう。
それでも、接待ということになると話は別だ。相手の嗜好の心配をせず、高級感があるということから寿司屋は利用しやすそうだ。外国人にも人気があり、海外からのお客さんの接待の場にもなっている。
そんなタイプの寿司屋は渋谷WESTにもある。神泉中通りの「秋月」と、通りが旧山手通りにぶつかる所の「菊池」。それとまさに隠れ家の「小笹」。
ちなみに今夜の会合での食事は千円以下の宅配寿司弁当になるはずだ。社長の集まりなんだけど。

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バーという世界(10月8日)

バーはいうまでもなく食事をする場所ではない。何かの打ち合わせをする場所としてもふさわしくない。カウンターで一人静かに酒を味わい、バーテンダーやたまたま居合わせた客との会話を楽しむ空間だ。家族や友人にも隠れて行く場所といってもよさそうだ。だからなかなか行く機会がない。バーは自分で探さなくては誰も連れて行ってはくれないものなのだ。バーを紹介する記事は雑誌のお決まりのテーマなのだが、いきつけのバーはそんな情報で見つけるのだろうか。
渋谷WESTにある本格バーといえば、バー・マツキヤ、エイ・シート、ル・ザンクの3店か。ウイスキーの品揃えとカクテルの種類の多いことと、食事をする店でないことがその条件だ。
ル・ザンクについて「食べログ」にはこんな紹介があった。「その扉を開くと、そこにはパリの街中にあるような素敵な空間が広がっている。パリの雰囲気を楽しめるBarなんて、日本にはここをおいて他にはないだろう。」
バーは文化の空間でもある。

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コーヒーの飲める店(10月7日)

コーヒーだけを飲みにいく店にもさまざまなタイプがある。それらの店は4つに分類できるのではないかということから、渋谷WESTにあるコーヒー店をタイプごとに紹介してみよう。

まずタイプAとして分類されるものは、モカとかブルーマウンテンといったストレートコーヒーを揃えた店。伝統的な喫茶店ともいえる。「シャルマン」(栄通り)「フォンテーヌ」(神泉駅前)「カフェ・アンサンブル」(淡島通り駒場バス停前)「フレンズ」(旧山手通り東大裏バス停前)「コロラド」駒場東大前西口)がこのタイプ。コーヒーの値段は450円以上だ。「コロラド」や「フレンズ」は、Bの食事もできる店に分類してもよいが、ストレートコーヒーがあってカウンター席がいかにも喫茶店という雰囲気になっているのでタイプAとしよう。「コロラド」と「フレンズ」は食事を目的としても選ばれる店である。

タイプBに分類されるのは喫茶店だが食事をしに行く店でもある。コーヒーの値段は400円前後。神泉仲通にある「トシ」「プルメリア」「フィオーレ」の3店、「松涛カフェ」(松涛郵便局横)「イーグル」(東大前商店街)「DORA」(駒場東大前西口)がこれにあたる。

タイプCはケーキを選べる店ということで、「クララ」(栄通り)「リスブラン」(東大前商店街)「ル・シャン・ド・ピエール」(松見坂)と駒場キャンパス内の「イタリアントマト」がこれにあたる。コーヒーの値段は250円から500円程度と幅がある。

Dはハンバーガーやホットドッグが食べられる店で、値段は100円(マクドナルド)から300円前後まで。ほとんどチェーン店でカフェの名が似合う。
「マクドナルド」(駒場東大前西口、大橋、神泉駅)「エクセルシオール」(大橋)「カフェ・ド・クリエ」(道玄坂上)「フレシュネスバーガー」(道玄坂上)「タカノコーヒー」(神泉仲通)「ヴィ・ド・フランス」(神泉駅)がこれにあたる。「ローソン道玄坂上店」や「こまばエミナース」のカフェもこの仲間といえる。

こうして整理してみると渋谷WESTのコーヒー店の全貌がよく理解できる。


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ラーメンの味較べ(10月6日)

ラーメンを語る人は多い。各地のラーメンを紹介するガイドブックは書店に何種類も並んでいる。ラーメン博物館というものもあるくらいだから、ラーメンは文化の一つといってもよい。他に博物館のある料理は知らない。ミシュランの対象にはならなくても、日本が世界に誇れる食文化の一つといってよい。ただ、全国のラーメン店を食べ歩く人は多くても、特定の地域のラーメン店をすべて調べている人はいるのかどうか。
渋谷WESTという地域を見ると、ラーメン専門店が6店、中華料理店が8店となっている。中華料理店のラーメンは味の評価の対象になることがないようで、そこがラーメン専門店とは違う。ラーメンが目的で行くのではなく、今日は酢豚定食にしようか、ラーメンにしようかという選択のできることが特徴だろう。ラーメン専門店と中華料理店の違いの一つに、値段が専門店の方が高いということもある。蕎麦屋の専門店とカレーや丼物も出す蕎麦屋との違いに似ている。
渋谷WESTでラーメンが食べられる以下の16の店を地図で表示してみた。その気にさえなって1年もかければ、全店制覇は難しいことではない。
◎ラーメン専門店
・砦(旧山手通り)・山手(東大裏)・嚆矢(駒場東大前西口)・轍(神泉駅前)・うさぎ(神泉仲通り)・風来去(栄通り)
◎中華料理店
・蔵王(道玄坂上)・東軒(神泉仲通)・龍盛菜館(円山通)・苗場(駒場東大前西口)・中華井上(東大前商店街)・東北菜館(松見坂)・橙(大橋)・一楽亭(大橋)
◎その他
・満留賀(駒場東大前西口)・東大生協食堂(駒場キャンパス内)



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国政選挙と地元議員(10月5日)

衆議院選挙がいつになるかといわれる中、地元議員のブログに注目している。

10月1日に、伊藤ゆう都議が、「衆議院選挙の場合、第二事務所を出すことが出来るので五本木事務所の他に、すでに駒澤大学に1軒契約済み。解散が延びれば延びた分だけ家賃が重たくのしかかる。解散が年明けになった場合は11月総選挙をリークした与党幹部に損害賠償請求をしたいものだ」と書くと、 10月2日には須藤甚一郎区議が「ああだ、こうだと麻生は、屁理屈をこねて、来年10月の任期切れまで解散なんかしないかも知れないよ。そうなると、いちばん困るのは小沢民主党だ。民主党は、とっくの選挙モードでやっているから、息切れはするは、カネはなくなるは、選挙なんかまともに戦えなくなる。・・・常識はずれの大金持ちの麻生は、本気で民主党を兵糧攻めにしてやろうと、悪巧みしているのかも知れないぞ」との見方を示す。

また、10月4日には小野瀬康裕区議が、「民主党の公認予定者は、10年近く駅に立ってきました。国民や区民の役に立って来たかは解りません。駅に立つより役に立て。良く後援会の方に言われました」とか、「中山大臣が次期衆議院選への不出馬を表明したそうです。タイミングや、大臣としての言葉には問題があったかと思いますが、この天下分目の選挙前に、古武士が自分の命と引き換えに発言した内容は、民主党のアキレス腱を見事に現したものでした。日教組と役人の労働組合自治労に支援されている民主党に、官僚国家日本は変える事はできない。できない事をできると言う公党の姿勢は、選挙後に中山大臣の評価を決めるであろう。」と書いている。
選挙の洗礼を受ける立場にある議員の方々の意見こそ傾聴すべきだろう。自治体の議員であっても選挙区内の国会議員候補についての白熱した論戦を期待しよう。

(議員の方々のブログはこちらから)

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こまばの祭り(10月4日)

明日10月5日は駒場野公園で「こまばの祭り」が開催される。駒場で活動するさまざまな団体の合同イベントといえばわかりやすい。目玉はケルネル田んぼでのかかしコンクール。周囲の学校や個人がかかしを田んぼの横に展示し、来場者による投票で賞を出すといういものだ。群馬県の富士見村からその日の朝に収穫した野菜の即売会も人気がある。

さらに今年は駒場野公園に拡張部分が加わり、そこでミニSLを走らせることになった。井の頭線の踏み切りから淡島通りまでという広いスペースを使ってさまざまなイベントが展開される。

今日はその準備の日。朝8時半からテントの組み立て、2箇所の入り口の横断幕設置といった作業が行われた。参加したのは町会役員を中心とする地域で活動する諸団体。ボランティアとはいえ、中には工務店の人たちもいるわけだから、プロの仕事となるわけだ。 とはいえ、60代~70代の人が中心で80代の人も力を出す。筋肉痛というお土産をもらう人も少なくないかも知れない。

明日の午後、天気がもつかどうかが心配なのだが、10時に始まるので早めに来場されることをお勧めしたい

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大橋ジャンクションの屋上公園(10月3日)

昨夜大橋ジャンクションの屋上に公園を作るにあたっての検討会が開催され、傍聴した。一般傍聴参加可能ということで、町会などの掲示板に掲載されていたのだが、傍聴者は駒場の住民4名のみ。今回は2回目ということだったが、一番心配されているのは東山3丁目の住宅が丸見えになってしまうということ。そのため「眺望・くつろぎの場」という表現が前回の検討を受けて「散策・くつろぎの場」に変更された。大橋ジャンクションからその名の通り、東側の山の斜面になっている東山では、屋上公園からの視線リスクがあるということでマンションの売れ行きにも影響が出ているほどで、眺望については認められないとの意見からだ。
検討メンバーからは、木を植えるとすれば、枝が風で飛んで最高で地上35メートルのところから下に落ちる心配はないのかとの質問もされた。ビル風もあるはずだ。雨水がどう流れるのか、ということも懸念材料となっている。初めはめずらしいからのぞく人がいるだろうが、長期的に利用者がいるものか、との意見もあった。
公園にするのは公園面積を増やしたい、屋上緑化は地球環境のことを考えて必要だ、という行政の立場からのようで、内容はともかくとして公園にすることは決まっているらしい。
地上7メートルのところから地上35メートルのところまで、同じ傾斜で上るか下りるかという公園で、しかも途中の出入り口が、地上16メートルのところに一箇所あるだけ。
「そもそも屋上に公園が技術的に作れるのですか?」という質問に対しては「専門家ができるというのならできるのだろう」との意見があった。
一番の問題は公園としての管理費用をどこまで見込むかということではないか。カネさえかければ技術的に可能なことは多い。道路特定財源が一般財源化すれば、どうなるか、など課題は多い。住民側から積極的に公園ができることに期待する意見は聞かれなかった。

公園になった場合のメンテナンス費用に関するリスク責任を目黒区がもつことになるのかどうかがで、目黒区議会での議論になるのだろう。
世界に例のない傾斜するループ状の屋上公園。その技術をドバイなど世界に売り込む立場からすると是非とも実現したプロジェクトではあるのだろうが、そのために税金をどれだけ食うのかの説明がまず必要だ。誰がどれだけ受益して、それに対して納税者の納得が得られるのかどうか。
区民農園にでもして区民に緑の管理してもらい、その利用料を管理費にあてるなどしてまかなえればよいのかもしれないが、屋上農園はコストも高そうだ。傾斜を利用して棚田のようにすれば独特の景観ができるが、やはりコストとの兼ね合いだろう。
いずれにしても、一般の公園とは違う管理費のかかる大型設備ということから、公園といういより箱物として位置づける方が分かりやすいかもしれない。

なお、検討会の構成メンバーは、菅刈住区住民会議、駒場住区住民会議、東山住区住民会議、上八町会、駒場町会、氷川台町会、上八北自治会、東山三丁目自治会、大橋一丁目地区再開発協議会、おーぷんすぺーす活用検討会、大橋一丁目周辺地区しゃれた街並みづくり準備協議会、池尻大橋駅前商店会、目黒区。座長は上八町会長となっている。

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そば屋のメニュー(10月2日)

そば屋で何が食べられるのか、店によってずいぶん違う。その昔、出前はそば屋かすし屋だったという時代、そば屋のメニューには天丼、カツ丼はもちろん、カレーライスやラーメンなんかもあった。カレーライスを出すそば屋は今でも新宿の真ん中にあるが、ラーメンは少なくとも東京ではないかも知れない。いうまでもなくカレーライスはカレー南蛮と共にあるのだ。
ところが、蕎麦屋を代表する店の一つ『かんだやぶそば』のメニューは、せいろうそば、かけそば、釜揚げうどん、月見そば、玉子とじ、なめこそば、山かけそば、そばとろ、おかめそば、天ぷらそば、かも南ばん、あなご南ばん、といった具合。天丼はないのか、カレー南蛮は、といった野暮には、そんななあそばじゃねえよ、といわれるのがおちだ。
東京には数多くの蕎麦屋があってガイドブックも多い。あちこち食べ較べてうんちくを楽しむのも趣味の一つになるのだろうが、狭い範囲で紹介するものはない。たとえば、渋谷の蕎麦屋で紹介されるのはごく一部。渋谷、蕎麦屋で検索すると何軒かは出てくる。だけどそれでもごく一部だ。
そこで、渋谷WESTのそば屋を並べてみた。
道玄坂上『そば処』、旧山手通り『喜道庵』、神泉仲通り『大村庵』、栄通り『春木屋』、淡島通り『福島屋』、駒場東大前西口『満留賀』、池尻大橋『香名屋渋谷店』、山手通り沿いの神山町『』。多分これで全部だろう。渋谷WESTがどこからどこまでか、ということは置いておく。味や雰囲気のことは別にして、メニューの特徴だけを調べてみるのもおもしろそうだ。

念のためラーメンやカレーライスがあるかどうか調べてきたら、満留賀でラーメンをやっていた。カレーライスはどこでもメニューにあるようだ。

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引越しのご挨拶(10月1日)

地域情報サイト渋谷WESTを公開したのは2002年7月。途中、渋谷区版と目黒区版とに分割したり、更新を中断した時期もあったものの、6年の間に内容もすこしづつ充実してきたのではないかと自負している。多額の資金を投入して華々しく開設された地域サイトでも、更新が滞ってしまうケースはしばしば見られる。渋谷WESTは経費をかけずに運営しているから継続できているともいえそうだ。

渋谷WESTの情報に付け加える意味でブログをはじめたのは2004年8月。タイトルを「東大駒場キャンパスの街から」としたのはそれから2年ほど経ってからだ。東大駒場キャンパスに関心のある人が対象エリアの中ではブログを見てもらえる比率が高いのではないかという、営業上の理由から名づけたのが正直な話。東大とは何の関係もない。それでも駒場が東大の城下町であることは古くからの地域住民の認めるところなのだ。円山町や百軒店が東大駒場キャンパスの街といわれても何だかなあ、というご意見もあるかと思うが、キャンパスから渋谷駅まで歩く途中の街の一つということで了解いただきたい。

そんなことでこの4年間エキサイトブログを使ってきて、他のブログサービスと比べ使い勝手がよいとは思っているが、渋谷WESTというサイトとの連携強化を考え、このココログに引っ越すことにした。そのプロフィールには以下のことを書いているのでそのまま記載する。

「渋谷マークシティ、Bunkamura、東大駒場キャンパスを結ぶ地域を渋谷WESTと名づけ、その地域をあらゆる角度から紹介する地域メディア渋谷WESTの管理人がこのブログを書いています。

地域社会に密着してインターネットの活用を提案しているケイ・エム・ネットワークが、渋谷WESTの運営を開始して7年目になりますが、広告配信も含め地域メディアとして、より多くの方々のお役に立てるホームページにしてまいります。

なお、これまでのこのブログのバックナンバーは以下にありますので、併せてご紹介します。http://kmnetwork.exblog.jp/

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