路線バスの走らない山手通り(18-9-8)

山手通りのバス停、菅刈小学校と東大前の間に路線バスは走っていない。東名からバスタ新宿へと向かう高速路線バスの本数は多いのではあるが、これらはただ通過するだけ。
一方で、目黒区役所方面へ向かうコミュニティバスの開設要望が駒場住民から繰り返し出されている。その代替案として、既存路線バスの経路の変更が検討されたどうかは知らないが、少なくとも、コミュニティバス路線の新設よりは実現性が高いのではないか。

既存路線の変更とは、渋谷駅から大崎広小路/大井町駅行きの東急バスを、国道246号を通らずに東急本店前から山手通りに出るという案である。そうすれば、一部とはいえ目黒区北端の駒場から、中目黒や目黒不動に乗り換えなしで結ばれることになる。

渋谷駅は地下鉄のガードに近いバス停から、スクランブル交差点を渡り、109横から東急本店前に出て、松濤文化村通りを上る。松濤2丁目交差点横の東大前バス停から渋目陸橋に沿って山手通りに入り、松見坂交差点を渡る路線バスの走らない道を、大坂橋をくぐって直進するのである。

渋谷駅と菅刈小学校の間の停留所は、東急本店前、東大前、松見坂、大坂下、となるのだろうか。一方、大橋、大坂上、道玄坂上の停留所は通らないが、そこを通るバス路線は非常に多い。路線バスの通らない山手通りをカバーするバス路線があってもよいと思うのだが。

180908_1_2渋谷駅

180908_2東急本店前

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東大前

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松見坂

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大坂橋方面

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終活を考える場所 (18-8-29)

毎月開催している高齢社会勉強会、今月は昨日28日がその日だった。準備したテーマは「終活」といわれるものにどんなことがあるかということであった。
その会に参加したメンバーの一人が、朝日新聞の天声人語のコピーを配布した。8月28日付のコラムで、矢部太郎著『大家さんと僕』の書評なのであるが、おあつらえむきに、会の話題そのものの内容となっていたのである。

その最後の2節を転記する。▼厚生労働省の調査によると、死の間際に望む医療についてだれかと話し合った人は4割に満たない。自らの死を大っぴらに語ることへのためらいが、私たちにはなお根強いようだ▼作品から感じるのは、肩ひじの張らない終活もあるということ。訪ねたい場所、片づけたい品々――。胸の奥にある望みを、信じて話せる相手がいれば、人生の幕は意外と滑らかに閉じられる。そんな気がした。

「自らの死を大っぴらに語ることへのためらい」「胸の奥にある望みを、信じて話せる相手」ということだけでも大きなテーマになる。繰り返し話し合うことのできる場が必要だろう。
相手がいないと、人生の幕は滑らかに閉じることは難しい、ということにならないように。

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道玄坂2丁目が渋谷を変える (18-8-17)

8月13日にドンキホーテの「(仮称)渋谷区道玄坂2丁目開計画」が発表された。文化村通りに面した、旧ドンキホーテのあったビルの奥一帯、駐車場になっていたが建物に囲まれた丘の上の土地で、そこに何があったか記憶ある人は限られる。
そこで再開発工事のある旨が掲示されたのは昨年12月。その概要がいよいよ明らかにされたのである。
http://www.donki.com/updata/news//180813_HcSZh.pdf

地上28階ということは当初の掲示通りであるが、高さが120mになっている。商業スペースは1階から3階まで、4階から10階までが事務所、11階から28階がホテルとなることが分かった。

なにしろ高低差のある複雑な地形と、表通りに面する箇所が極めて少ないことから、28階建てビルになるのは敷地の中央部分で、その周辺は複雑さを活かした10階までの建物と、オープンスペース、通路になるようである。地下が駐車場になるが、車の入口をどうするかなど、どんな設計になるのか、建築に関わる者でなくても興味深い。

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「敷地の中を導線でつないで繋いでいくことで、街の新しい回遊空間を創出する」ということであるが、ドンキホーテは、店内のどこに何があるかわからない、という不思議さのある店づくりが原点であった。それをこんどは周辺の街にも拡大することになる。
2022年4月のオープンまで、周辺の建物の動きもあるだろう。区画整理の完了が2020年12月となっているから、周辺部となる現在ある建物の取り壊しには時間をかけるようだ。

そんな中、道玄坂2丁目と円山町の境界にあるこのエリア最大級のホテルが解体されることになった。ドンキホーテのプロジェクトの反対側にあるホテル街の一角で、60年前までは渋谷の中心繁華街だった百軒店がその中間にある。80年代のバブルの時代から再開発の構想のあったこのエリア。2022年に向けて、エンタテイメントシティ渋谷らしい猥雑感のある街づくりにドンキホーテの貢献を期待しよう。

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